グッド・トイ2024が発表!
「グッド・トイ2024」が東京おもちゃ美術館にて発表されました。今年の選考では、日本の木のおもちゃや科学・アートに基づく多様な玩具が評価され、多くの注目を集めています。受賞作は、過去にヒットした玩具のリバイバル商品から、五感を刺激する最新のアイデアまで多彩です。
グッド・トイとは?
「グッド・トイ」は、約40年前から続くおもちゃ選定制度で、NPO法人芸術と遊び創造協会によって運営されています。その目的は、「おもちゃ選びを楽しく、豊かなものにする」ことであり、毎年多様なおもちゃの選考を行っています。全国の12のおもちゃ美術館には常設展示室が設けられ、多くの人々が触れる機会を提供しています。
この取り組みでは、おもちゃコンサルタントの支援により、子どもの遊びの場や高齢者福祉の現場にもおもちゃが導入されています。さらに、難病児の遊び支援や地域社会への貢献も行っています。
いいおもちゃとは?
「良いおもちゃ」とは、遊ぶことで五感を磨き、コミュニケーション能力や考える力を育むものです。グッド・トイを通じて、自己発見や楽しさを学べるおもちゃが選ばれます。こうした体験を通じて、人生を楽しむことができる人が増えることを期待しています。
2024年の特徴
2024年には、全国から推薦されたおもちゃの中から厳選された37点が選出されました。これらは触覚や聴覚を楽しむ要素を持ったもの、国内外の木材の特性を生かしたおもちゃ、チームで楽しむカードゲーム、さらに過去の名作のリバイバル商品など、多様性のあるラインアップとなっています。これらの中から約2000名のおもちゃコンサルタントの投票により、大賞や部門賞が決定される予定です。
受賞おもちゃの例
以下は「グッド・トイ2024」で受賞したおもちゃの一部です:
- - 「ズレンガmini」株式会社浅尾
- - 「MOKU-Model」神谷孝弘
- - 「スウィーツリング」株式会社クリエイティブヨーコ
- - 「アスレチックランドゲーム」株式会社タカラトミー
- - 「ふわふわクラゲ」プラントイ社
おもちゃコンサルタントとは?
グッド・トイの選考を行う「おもちゃコンサルタント」は、日本で唯一の総合的なおもちゃ講座を受講した専門家たちで構成されています。彼らは6000名以上が全国で活躍しており、保育や幼児教育、玩具の制作・販売など、多岐にわたる分野でその知識を生かしています。
移動型おもちゃ美術館の取り組み
今年から佐賀県との協定に基づき、ふるさと納税制度を活用した「移動型おもちゃ美術館」の巡回が新たにスタートします。この取り組みは、地域の子供たちに遊びの場を提供し、文化の普及に寄与することを目指しています。詳しくは公式サイトをご覧ください(
グッド・トイ公式サイト)。
まとめ
「グッド・トイ2024」は、子供たちに楽しさと夢を与えるおもちゃが集い、選定されました。この素晴らしいおもちゃたちが、さらに多くの人々に愛されることを期待しています。おもちゃを通じて、遊び文化が育まれ、未来に繋がることを願っています。