新宿で体験！漱石アンドロイドが朗読する『三四郎』特別イベント

2024年の10月19日（土）、新宿区立漱石山房記念館でユニークなイベントが開催されます。「漱石アンドロイド」による朗読会です。本イベントは、特別展「『三四郎』の正体夏目漱石と小宮豊隆」に合わせて実施されます。漱石アンドロイドは、二松学舎大学と大阪大学の共同研究によって誕生した、人間のように夏目漱石を再現するアンドロイドです。

朗読会では、漱石の代表作『三四郎』が朗読されるほか、参加者には二松学舎大学の学生たちによる〇×クイズが待っています。漱石の文学世界に浸りながら、楽しい時間を過ごせる内容となっています。また、漱石アンドロイドについての研究や写真撮影の企画も用意されており、訪れた皆さんが心ゆくまで楽しめるイベントです。

この朗読会は、参加費が無料で、事前の申し込みも不要です。定員は50席で、当日直接会場に来ていただければ参加できます。新宿区立漱石山房記念館の地下1階講座室で、午前の部は11：00から、午後の部は14：00から開催される予定です。

漱石アンドロイドは、2016年から運用されており、大阪大学の石黒浩教授がその制作を監修し、漱石の孫である夏目房之介氏が声を提供しています。このような教育・研究の取り組みを通じて、漱石の文学が新たな形で多くの人々に親しまれることを目指しています。

新宿区立漱石山房記念館は、漱石の生涯や作品を学び直す貴重な場所であり、特別展示も行われています。今回の朗読会を機会に、漱石の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。気軽に足を運んで、漱石アンドロイドと共に楽しいひとときをお楽しみください。

【開催概要】