庵野秀明展:アニメ・特撮の巨匠の秘密に迫る展覧会
この秋、東京の国立新美術館において、アニメ界の巨匠、庵野秀明の特別展が開催されます。彼は総監督を務めた最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』により、驚異的な興行成績を収めており、公開から95日間で569万人以上を動員し、興行収入86.9億円を超えるという記録を残しています。この展覧会は、その記録の裏にある庵野の創作活動の全貌を明らかにすることを目的としています。
展示内容
本展では、庵野秀明がアニメーターとして活動を始めたころから、映画監督、プロデューサーとしての最新の業績までを包含した多彩な展示が行われます。彼の創作における原点であり、大きな影響を受けた「アニメ」と「特撮」に関する貴重な原画やミニチュアが数多く展示されます。また、アマチュア時代から現在に至るまでの彼の直筆メモやイラストも数多く集められ、庵野自身の思考やアイデアの過程を垣間見ることができるでしょう。
さらに、独自の映像制作に欠かせない脚本や設定、イメージスケッチ、画コンテ、レイアウト、原画からミニチュアセットに至るまで、あらゆる制作資料が展示されます。これは、アニメファンだけでなく、映像作りに興味がある人々にとっても非常に貴重な体験となるはずです。特に、庵野の創作過程を知ることで、彼の作品に対する理解が深まることでしょう。
開催概要
- - 展覧会名:庵野秀明展
- - 英タイトル:HIDEAKI ANNO EXHIBITION
- - 会期:2021年10月1日(金)~12月19日(日)
- - 休館日:毎週火曜日(ただし11月23日(火・祝)は開館)
- - 会場:国立新美術館企画展示室1E(〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2)
- - 開館時間:10:00-18:00(入場は閉館の30分前まで)
この展覧会は国立新美術館、朝日新聞社、日本テレビ放送網、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会の主催によって実現しました。また、DNP大日本印刷が協賛しており、企画協力はカラー、グラウンドワークス、アニメ特撮アーカイブ機構が行っています。これにより、庵野秀明の豊かな活動が集約された質の高い展示が実現しています。
公式情報
この特別展は、庵野秀明のファンのみならず、アニメや特撮に興味があるすべての人々にとって、見逃せない機会となることでしょう。ぜひ足を運び、庵野氏の世界に触れてみてください。