データ保全カンファレンス
2020-02-19 16:00:14

新型コロナの影響で小規模開催!データ保全カンファレンス2020の全貌

データ保全カンファレンス2020がもたらす知見と影響



近年、頻繁に報じられるデータ流出事件を受け、2020年のデータ保全カンファレンスが開催されることとなりました。このイベントは、官公庁や企業、個人に向けたデータ管理の課題を深く掘り下げ、専門家たちが一堂に会し、貴重な知見を共有する重要な機会です。特に、新型コロナウイルスの影響により、参加人数が制限され、オフラインとオンラインのハイブリッド形式で行われることが注目されています。

開催の背景



2019年は、日本においてデータ流出が相次いだ年でした。東京商工リサーチによると、上場企業とその子会社からの漏えい事故が66社、件数は86件に達し、実に903万人分の個人情報が漏洩したとの記録があります。このような状況の中、新型コロナウイルスの影響でデジタル化の波が加速し、5G技術の導入も進む中、ますますデータの保全が重要視されるようになりました。

当カンファレンスでは、各界の専門家を招き、データ保全に関連する様々な問題や解決策について議論を交わします。参加者は自分が関与している業界の視点から新しい知識を得られる貴重なチャンスです。

イベントの内容



カンファレンスは3つの部構成で行われます。まず第一部では、官公庁のデータ保全体制についての議論が行われ、過去の事件から学ぶ教訓や、行政機関におけるデータ管理の課題が取り上げられます。例えば、「桜を見る会」のような問題の背景には何があったのか、その分析が求められます。

第二部では、企業のセキュリティについての詳しいトークが予定されています。最近の大手企業からのデータ流出事例を元に、企業が取り組むべきセキュリティ対策や、テレワーク時の安全管理の方法が話し合われます。

最後の第三区では、個人のデータ管理がテーマとなります。これからの時代において自分のデータをどう守るべきか、インターネット上でのリスクへの対処法、そしてマイナンバー等の個人情報の扱いについての話題が取り上げられます。

登壇者の紹介



今回のカンファレンスでは、情報セキュリティの第一人者たちが登壇します。国立公文書館の前館長である高山正也氏や、ALSOKの佐藤将史氏、ダークウェブ対策で知られる大泰司章氏など、各分野のエキスパートが集まり、それぞれの視点からデータ保全の重要性を訴えます。特に、彼らの実績や経験に基づくリアルなデータ保全対策は、業界を問わず多くの参加者にとって有益なものでしょう。

参加方法と詳細



データ保全カンファレンス2020は、2020年3月10日にdock-Kamiyachoで開催され、オンライン参加も可能です。参加費は2000円、研究会会員は1名まで無料となっています。新型コロナウイルスの最新の状況により、中止や延期の可能性もあるため、最新情報は公式ウェブサイトで確認することをお勧めします。

【申し込みリンク】
イベント詳細や参加申し込みについては、公式サイトをご覧ください。提供される情報により、参加者は今後のデータ保全のあり方や対応策についての理解を深めることができるでしょう。

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このカンファレンスは、データ管理のあり方を問いなおす貴重な場であり、参加者一人一人がデータ保全の重要性を実感し、今後の行動に繋げる契機となることが期待されます。

会社情報

会社名
データ保全推進研究会
住所
東京都中央区日本橋人形町三丁目12番10号BEAKER日本橋人形町 株式会社ボウラインマネジメント内
電話番号
03-4455-4009

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