RehaCampの挑戦
2025-09-10 13:47:23

新しい福祉の形を提案するRehaCamp就労守谷の挑戦とは

新しい福祉の形を提案するRehaCamp就労守谷の挑戦とは



茨城県守谷市に位置する「RehaCamp就労守谷」は、2025年6月に開設された障害者向けの就労継続支援B型事業所です。この施設は、障害のある方々が自らの力で仕事に取り組む環境を整え、「リハビリ・就労・地域」を一体化した新しい福祉のモデルを構築しています。

「挑戦する福祉」という理念


RehaCampは「挑戦する福祉」を掲げ、利用者が自らの可能性を広げられる場を提供しています。ここでは、工賃の向上や地域との交流を重視し、利用者同士がアイデアを出し合いながら生産活動に取り組む姿勢が見受けられます。たとえば、月に一度行われる会議では、利用者が新商品の企画や改良案を提案し、マーケティングに関する議論を交わしています。

地域との連携


RehaCampでは、地域の飲食店と協力して居酒屋の開店準備や清掃を行い、実際の業務体験を通じて市民とのつながりを深めています。この取り組みは、飲食業界の人手不足に対応しつつ、利用者の工賃向上にも寄与しています。また、施設のSNSアカウントは急速にフォロワーを増やし、福祉に対する関心を高めるきっかけともなっています。利用者自身がインスタグラムで情報を発信し、自分たちの活動を広める姿勢も評価されています。

地域貢献と交流の場づくり


さらに、RehaCampはハンドメイド作家やレザー職人たちの作品を委託販売するセレクトショップを運営しており、地域のクリエイターとのコラボレーションも進めています。2025年9月時点で12社の作家の作品が店頭に並び、アクセサリーやデジタルアートなど多彩な商品が取り揃えられています。このような活動を通じて、地域住民との交流を促進し、障がい福祉の認知度向上を図っています。

利用者が手がけるレザー製品


RehaCampでは、利用者が自ら手がけた本革のレザー製品を販売しています。具体的には、ネームケースやキーホルダーなどの日用品があり、これらの製品は製造から販売までの全ての工程に利用者が関与することで、彼らの自己表現の場ともなっています。工程は細かく分かれており、経験がない方でも安心して取り組むことができ、自分の強みを活かせる環境が整っています。さらに、SNSを利用したマーケティング活動にも利用者が参加し、チラシ制作や投稿を行っています。

まとめ


「福祉を“守られる場”から“挑戦できる場”に変えたい」という代表の東ヶ崎裕氏のコメントは、RehaCampの根底に流れる思いを表しています。これからも利用者と共に一歩踏み出せる社会を実現するための挑戦を続けていく考えです。

現在、RehaCampの製品は店舗やオンラインショップで購入可能で、誰もが参加できる社会づくりに貢献しています。興味のある方は、ぜひ一度訪れてみてください。

施設概要


  • - 名称:RehaCamp就労守谷
  • - 所在地:茨城県守谷市中央1丁目16-8 アルバトロス1F
  • - 事業内容:就労継続支援B型事業所(レザー工房・セレクトショップ運営)
  • - 開設:2025年6月1日
  • - Instagram:@reha_camp.b



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会社情報

会社名
株式会社Reha Camp
住所
茨城県守谷市中央1丁目16−8アルバトロス1F
電話番号
090-4782-4599

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