自動化システム連携
2025-04-07 10:18:41

物流業界の課題を解決する自動化システム連携の取り組み始動

物流業界の課題に挑む新たな自動化システム連携



株式会社YE DIGITALが提供する倉庫自動化システム「MMLogiStation」と、ロジザード株式会社のクラウド倉庫管理システム「ロジザードZERO」が、連携を強化する取り組みをスタートさせました。この取り組みの目的は、人手不足や生産性向上といった物流業界の課題を解決し、効率的な倉庫運営を実現することです。

物流業界の現状と課題



現在、物流業界はさまざまな課題に直面しています。「2024年問題」とも呼ばれる人手不足や、それに伴う物価高騰、さらにシステムの老朽化による「2025年の崖」問題が深刻化しているのです。これらの問題は、倉庫業務の効率化を阻む要因として、多くの事業者に影響を及ぼしています。

YE DIGITALは、こうした課題を解決するため、自動化設備を柔軟に、かつ迅速に導入できるシステムを提供しています。特に、メーカーに縛られずにカスタマイズ可能な「MMLogiStation」は、その実績と技術により、高い評価を得ています。

一方、ロジザードは幅広い物流現場に対応したクラウドWMS「ロジザードZERO」を提供し、コスト面でのハードルを低くすることを目指しています。しかし、多くの中規模事業者は一括しての大規模な投資ではなく、段階的な自動化を望む傾向があります。そのため、両社はお客様のニーズに寄り添ったシステム連携を進めることに決定しました。

連携の具体的なメリット



新たに実現される「MMLogiStation」と「ロジザードZERO」の連携は、WESの機能を選択的に利用できるプラグイン型のアプローチを採用します。この方式により、顧客は必要な機能だけを選択し、段階的に自動化を進めることが可能になります。

さらに、従来のように設備を導入するためにシステム開発を行う必要がなくなるため、導入までの時間やコストが大幅に短縮されるのです。これにより、物流業界全体での人手不足を解消する助けとなることでしょう。

連携の実施準備



両社は、連携テンプレートの整備を進め、6月を目処に具体的なサービスの提供を開始する予定です。この新しい連携により、ロジザードの顧客もMMLogiStationを活用して、スムーズに自動化設備の導入ができるようになります。これに伴い、物流業界の効率化と生産性向上が期待されます。

まとめ



YE DIGITALとロジザードの連携強化は、物流業界の抱える深刻な問題に対する一歩となるでしょう。倉庫自動化の進展が、業界全体に好影響をもたらし、持続可能な物流モデルの実現に寄与することを期待しています。今後の動きに注目が集まることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社YE DIGITAL
住所
福岡県北九州市小倉北区米町二丁目1番21号APエルテージ米町ビル
電話番号
093-552-1010

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