2026年卒業予定学生の内々定率が急上昇!
2023年11月末の時点で、2026年卒業予定の大学生および大学院生の内々定率が16.9%に達したことが、株式会社学情の調査によって明らかになりました。この数字は、前年同期の11.8%から5.1ポイントの増加を示し、就職活動の状況が変化していることを示唆しています。
就職活動の背景
この増加の背景には、2025年卒業生採用時におけるインターンシップルールの変更があります。これにより、企業は早期選考を行いやすくなり、学生は例年よりも早い段階で内々定を取得する機会が増えていると考えられます。実際、内々定を得た学生のうち35%は2024年6月までに企業と接点を持っており、かつ61.3%の学生がこの時期までに接点を持った企業で内々定を得ています。
文系と理系の内々定状況
文理別で見ると、文系学生の内々定獲得率は15.4%に対し、理系学生は19.8%と、理系学生の伸びが特に目立っています。昨年と比べて理系は8.2ポイントの増加であり、これは求人数の増加や企業のニーズが顕著になっていることを示しています。
学情の調査データ
この調査は、2024年11月25日から30日にかけて行われ、有効回答数は341件でした。回答者はすべて2026年3月卒業予定の学生で、インターネットを通じて収集されています。
今後の展望
これからの学生たちは、インターンシップや企業説明会などの早期のアプローチをより活用する必要があります。企業の選考が早まっているため、準備を怠らずに行動することが求められます。また、この傾向は理系の学生に特に強い影響を与えており、就職活動における競争がさらに激化することが予想されます。
あさがくナビとは
株式会社学情が提供する「あさがくナビ」は、40万人以上の会員を持ち、スカウト型の就職サイトで、学生から高い満足度を得ているサービスです。動画を通じてリアルな企業の情報を発信し、学生が企業の雰囲気を感じられるようなコンテンツを充実させています。これにより、内々定獲得率の上昇にも寄与していることでしょう。
まとめ
2026年卒学生の就職活動は大きな変化を迎えています。インターンシップルールの変更に伴い、学生たちが早い段階で内々定を獲得する機会が増えています。文理別でも理系の増加が顕著で、今後の動向から目が離せません。