宿泊業界でのデジタルトランスフォーメーションを加速する新機能「マルチ連携」登場

宿泊業界の新たな可能性を広げる「マルチ連携」機能

株式会社AZOOが提供するAll-in-One型ホテルDXシステム「WASIMIL」が、サイトコントローラー「TEMAIRAZU」シリーズとの新たな連携機能「マルチ連携」を発表しました。この新機能は、宿泊施設が既存の宿泊管理システム（PMS）を利用しながら、スムーズにWASIMILへ移行できることを支援します。

新しい時代の宿泊管理

宿泊業務のデジタルトランスフォーメーション（DX）は、今や避けて通れないお題です。新しいPMSへの切り替えには、スタッフの教育や業務プロセスの再構築など多くの負担が伴います。しかし「マルチ連携」により、すでに利用しているPMSと並行してWASIMILを導入することができ、業務を中断することなく新システムに慣れていくことが可能です。

具体的には、既存のPMSを使用し続けながらも、TEMAIRAZUを通じた予約を両システムで同時に受け取ることができるため、業務の混乱を最小限に抑えつつ、徐々に新システムへの取り組みを進めることができます。

段階的なシステム移行

「マルチ連携」機能の最大の特長は、業務全体を安心して段階的に切り替えられる点です。この機能を活用すれば、会計帳票の出力や締め処理、従来の社内フローも実データに基づき確認・調整が行えます。バックオフィス業務も含めた全体の業務フローが、安心して段階的に進められるでしょう。

加えて、メインのPMSを変更せずに、WASIMILのCRMやマーケティング、オンラインチェックイン等の機能を取り入れることも可能で、宿泊施設のニーズに応じた柔軟なDX推進が実現します。

マルチ連携機能の具体的な利点

1. 既存PMSを活用した移行: TEMAIRAZUシリーズ経由での新規予約が、WASIMILと既存PMS両方に同時反映されるため、移行の混乱を避けられます。
2. シンプルな予約管理: 予約データの管理が一元化され、照合作業が大幅に削減されます。
3. 段階的な教育と管理: スタッフへの教育は段階的に行えるため、負担を軽減しつつ安全に移行が進められます。