箕面市の新ランドマーク
2025-09-22 16:03:28

箕面市の新たなランドマーク誕生へ—再生事業が本格始動

箕面-cityの新たなハブ、みのおサンプラザ1号館再生事業が始動



大阪府箕面市に位置する「みのおサンプラザ1号館」の再生事業が、ついに着工を迎えました。この再生事業は、地域の持つポテンシャルを引き出し、新たな生活と商業の中心地を形成することを目的としています。

事業の背景と目的


この再生プロジェクトは、東京建物株式会社と阪急阪神不動産株式会社によって推進されています。前の建物は竣工から45年が経過し、老朽化が進む中、2015年には耐震性の不足が明らかになりました。これを受けて、建物の再生方針が検討され、関西圏で初めて「マンションの建替え等の円滑化に関する法律」に基づき「マンション敷地売却制度」が活用されることが決定されました。この制度は、多くの使用者の同意を得ることで、マンションおよびその敷地の売却を容易にする仕組みです。

複合マンションの概要


新たに建設されるマンションは、地上11階建てで総戸数109戸という規模です。阪急箕面線「箕面」駅の近隣に位置し、非常に便利な立地となります。住宅フロアは4階~11階に配置され、すべての住戸にはトランクルームが付設される予定です。また、1階から3階部分は箕面市が再取得し、地域の交流と観光振興に寄与する公共施設や店舗となる計画です。

地域への影響


この再生事業は、箕面市にとって大きな意味を持つプロジェクトです。旧サンプラザの跡地を活用することによって、地域の活性化に繋がる刺激的な空間が生まれることが期待されています。特に、公共施設や子育て施設などが設けられることで、地域住民にとっての利便性が向上し、訪れる人々にも新たな魅力を提供できるでしょう。

進捗スケジュール


この事業は以下のスケジュールで進められていきます。
  • - 2020年8月: 事業協力者として東京建物と阪急阪神不動産が選定。
  • - 2023年1月: 敷地売却決議が賛成多数で可決。
  • - 2023年5月: 敷地売却組合設立認可。
  • - 2024年夏頃: 解体工事の着手。
  • - 2025年8月: 新築建物の工事着工。
  • - 2026年5月頃: マンションの販売開始。
  • - 2028年2月頃: 新築建物の竣工を予定。

まとめ


箕面市の「みのおサンプラザ1号館」の再生事業は、街に新たな息吹を吹き込む重要なプロジェクトです。地域住民の生活空間を豊かにするだけでなく、観光客にも魅力的な場所として発展させることを目指しています。こうした取り組みを通じて、箕面市はより活気ある町へと進化していくことでしょう。今後の動きから目が離せません。


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会社情報

会社名
阪急阪神不動産株式会社
住所
大阪府大阪市北区芝田一丁目1番4号阪急ターミナルビル内
電話番号

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