フィックスターズ、オプテージとの戦略的パートナーシップを発表
株式会社フィックスターズが、オプテージおよびアメリカのGMI Cloudとの戦略的パートナーシップにおいて、AIソフトウェア技術アドバイザーとしての役割を担うことを正式に発表しました。この提携により、フィックスターズは日本国内の企業に向けて、先進的なAI技術の導入と活用を加速させることを目指します。
GMI Cloudの独自技術
パートナーシップの一環として、GMI Cloudが持つ独自のGPU仮想化技術「GPU Cluster Engine」を利用し、NVIDIAのB200 Tensor コア GPUを搭載した最新のAIクラウドプラットフォームが日本国内に展開されます。このプラットフォームは、特に生成AIを含む様々なAIアプリケーションの開発において、その性能を最大限に引き出すことが期待されています。
フィックスターズの役割
フィックスターズは、顧客企業が自社で開発したAIソリューションの性能を引き出すため、以下のような分野で貢献します:
1.
AIワークロードの分析と最適化
Fixstars AI Boosterを活用し、オプテージとGMI Cloudが提供する最新のGPU環境で、顧客のAIアプリケーションにおけるボトルネックを見つけ出し、効率的な実行を実現するための技術的助言を行います。
2.
最先端技術への対応
新しいハードウェアアーキテクチャに最適化されたソフトウェア開発やチューニングに関する豊富な知識をもとに、技術支援を提供します。
3.
効率的なAI開発・運用支援
AIモデルの開発から推論に至るまでのパイプライン全体を通じて、効率化を図る支援を行います。これにより、日本の企業がより迅速にAI技術を活用できるようになります。
日本のAI分野を支える取り組み
フィックスターズの取り組みは、AIクラウドサービスの価値を最大限に高め、日本企業の競争力を強化することに寄与します。AI技術の進化が進む中で、フィックスターズが提供するソフトウェアの最適化が成功の鍵となるでしょう。
フィックスターズの代表取締役社長、三木聡氏は「この度、オプテージ様とGMI Cloud様の意欲的な協業に参加できることを嬉しく思います。最新のハードウェアの性能を引き出すためには、やはりソフトウェアの力が不可欠です。生まれる革新の数々に期待しております」とコメントしています。
各社の今後の展望
フィックスターズは、計算資源を最大限に引き出すためのソフトウェア最適化技術を駆使し、幅広い分野で次世代AI技術の進展をリードする姿勢を堅持しています。オプテージは固有の光ファイバーネットワークを基にし、法人向けと個人向けに多様な通信ネットワークサービスを提供。GMI CloudはAI導入の簡素化を目指し、企業にとって使いやすくスケーラブルなソリューションを提供しています。
この新しい戦略的パートナーシップが、日本国内でのAI技術の発展にとって重要な一歩となることは間違いありません。今後の進展に注目です。