東京ドームにAIサーマル検知端末を導入
iFLYソリューションズジャパン株式会社(本社:東京都千代田区)が、株式会社東京ドーム(本社:東京都文京区)に非接触型AIサーマル検知端末を納入しました。この取り組みは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として、来場者や従業員が安心して過ごすための重要な一歩です。
導入の背景
新型コロナウイルスの影響を受け、多くの施設やイベント会場では感染症防止策の強化が求められています。東京ドームでは、自社およびそのグループ会社の営業施設や事務所に対して、非接触型サーマル検知端末を設置することで、より安全な環境を提供することを目指しています。
設置された製品
- - 製品名: Face Plus AIサーマル検知端末
- - 数量: 26台
これらの端末は、東京ドーム内の各種入退場口や、東京ドームホテル及び本社ビル、さらに東京ドームシティ内の営業施設および事務所、さらにはグループ会社の松戸公産にも設置されています。
AIサーマル検知端末の特長
このサーマル検知端末は、ターゲットの体表温度を非接触で正確に測定できます。具体的には、発熱者を瞬時に可視化し、発熱の症状がある来客に迅速な対応を可能にします。これにより、感染拡大のリスクを低減し、安心して施設を利用できる環境が整います。
セルフ検知の利便性
この端末では、来場者自身で体表温度を測定できるため、業務の省力化も期待できます。従業員が常にモニターしている必要がなく、効率的に運営が可能です。
技術的な概要
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型番: MP612-TM1W1
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技術: AI顔認証と高感度サーマルセンサーの組み込み
このAIサーマル検知端末は、0.5秒で体表温度を検知し、±0.3℃の温度精度を実現しています。ただし、医療機器ではないため、体表温度から推測した値が表示されることに注意が必要です。あくまで参考値としての位置づけです。
今後の展開
iFLYソリューションズジャパンは、日本国内での安全対策をさらに強化し、安心して楽しめる空間の提供に努めていく予定です。このような先進的な技術の導入が、他の多くの施設にも広がることが期待されます。
お問い合わせ
この件に関する詳しい情報については、以下の連絡先までご連絡ください。
新たな技術を通じて、安全で快適な環境が提供されていくことを期待しましょう。