地元企業の活躍!「富県宮城グランプリ」受賞
令和5年1月29日、宮城県庁で行われた「富県宮城グランプリ」の表彰式にて、株式会社みやちゅうがDX部門賞を受賞しました。今回の受賞により、業務の効率化やイノベーションの創出に努める同社の取り組みが高く評価されました。
受賞の背景
「富県宮城グランプリ」は、宮城県内の産業発展を目指す企業や団体を表彰する制度で、2008年度に創設されました。地域経済の活性化に寄与している企業や個人を称えることで、県民の意識向上と主体的な取り組みを促進することを目的としています。彼らは、県内の商工会や大学などからの推薦を受け、宮城県知事によって選ばれます。
本年度の豊富な推薦を受け、特にDX部門については、デジタル技術を活用し生産性向上や業務効率化に寄与する企業として、みやちゅうが輝かしい成果を挙げたわけです。
DX推進の具体例
みやちゅうは、ノーコードツールを用いた原料入荷から出荷までの工程を一元管理するアプリを自社開発しました。このアプリは、業務の効率化に貢献し、平均残業時間の大幅な削減を実現。また、DXの導入により得た業務改善の成果を基に社員のベースアップも行い、働きやすい環境を整えています。さらに、自社のノウハウを地域社会にも還元するというエコシステムも確立されています。
受賞者の声
株式会社みやちゅうの代表取締役である菊池圭吾氏は、受賞の際に「社員が満足せずブラッシュアップを続けたことがこの結果に繋がった」と語り、DXの推進への取り組みが自己満足に留まらず、日々進化し続けることが重要であると強調しました。
菊池氏は、当地の中小企業は大手とは異なる環境において挑戦していると述べ、DXが進んでいるにもかかわらず「完成形は無いのがDX」という認識を示しました。しかしながら、現状での労働時間短縮や業務効率化の成果を実感しており、今回の受賞はさらなる社員の士気向上に寄与すると期待しています。
地域貢献に力を入れる株式会社みやちゅう
株式会社みやちゅうは、建築資材や園芸用品などのオリジナルパッキングを得意とする企業で、様々な製品で地域貢献にも力を入れています。地元の学生に対するインターンシップの受け入れや、情報技術に関する講演会活動を行い、地元企業に向けたIT/DXの導入支援にも尽力しています。
このように、株式会社みやちゅうは地域経済の健全な成長に寄与する企業としての姿勢を常に持ち続けています。今後もその取り組みが地域や社員へとポジティブな影響を与え、その活動が広がっていくことに期待が寄せられています。