後楽園ホールでの再起戦に賭ける情熱
2024年12月20日、後楽園ホールでは特別なボクシングの再起戦が行われます。中国モンゴル族のボクサー、ダウス・リテと日本の実力派ボクサー、杉田ダイスケがリングで激しくぶつかり合う模様は、ボクシングファン必見のイベントとなるでしょう。尚、この試合は午後5時50分開始予定で、BOXING RAISEを通じての配信も行われるとのことです。
ダウス・リテの強さ
大きな注目を集めているのは、178cmの長身から繰り出されるそのパンチです。左ストレートと右フックを得意とし、サウスポーのリテは、これまでの戦績が物語るように、実力派の選手です。彼のリングネーム「ジュンガルキラー」は、多くのファンの記憶に刻まれています。2019年にボクシングキャリアを開始し、今年5月には上野永吉選手をKOするなど、その爆発的なパワーが証明されました。
しかし、2024年9月に開催された日中対抗戦において、彼はプロ初の敗北を喫しました。この挫折を乗り越えるため、リテは再起戦に挑むことを決意しました。彼の意志と闘志は、どれほどのものか、試合の日が待ち遠しい限りです。
杉田ダイスケの挑戦
一方、杉田ダイスケも同様に注目されています。36歳の彼は、駿台学園高から東京農業大学に進学後、警視庁に入庁しましたが、その後プロボクサーの道を選択します。2019年にはWBAアジアスーパーバンタム級王座を獲得し、2023年にはWBCアジアフェザー級シルバー王座にも輝くなど、その実力を証明してきました。
特に彼のストイックな姿勢は同業者からも敬意を表されています。警察官としての職務を続けながら、夜勤明けに練習を続ける姿は、多くの人に感動を与えています。2023年4月には惜しくも敗北を喫しましたが、今回の再起戦ではその悔しさを晴らすための勝利を目指しています。
見どころと試合情報
試合は、サウスポー同士の激しい攻防が予想されています。リテの長身から繰り出されるパンチに対し、杉田はカウンターを警戒しつつボディを崩していく戦略が求められるでしょう。ファンにとって、この試合は一瞬のスリルと興奮を提供することでしょう。
入場料は、RS席が16,500円、S席が11,000円、A席が7,700円、B席が5,500円となっており、ボクシングの未来を担う選手たちの闘志を直に感じるチャンスとなります。激闘が繰り広げられるこのリングを、どうぞお見逃しなく。
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