REVISIO株式会社が新たな一歩を踏み出す
REVISIO株式会社(旧TVISION INSIGHTS)は、最新の人体認識技術を駆使して、家庭内における視聴態勢のデータを収集する専門企業です。最近、同社は元博報堂執行役員で、業界のベテランである山本浩氏をアドバイザーとして迎え入れたことを発表しました。この人事により、REVISIOはさらなる成長と進化を目指す意欲を新たにしています。
山本浩氏の豊富な経験
山本氏は1957年に山口県に生まれました。早稲田大学商学部を卒業後、博報堂に入社し、40年間にわたってさまざまな企業のマーケティング支援や営業活動に従事してきました。特に出版業界、映画、ゲーム、音楽など、多岐にわたる業種に精通しています。
博報堂では、出版営業局長やクールジャパン推進室長としての役割を経て、最終的には執行役員としての地位に到達しました。特に、本屋大賞の創設やインドでのアニメ事業展開、東南アジアのフリーペーパー事業などの事業推進での活躍は、彼のマーケティングセンスと国際的な視点を証明しています。
REVISIOの新しいビジョン
REVISIOが掲げるのは、「新しいデータによってメディアマーケットを圧倒的に進化させる」というビジョンです。山本氏の加入は、このビジョンの実現に向けた大きな一歩となるでしょう。彼は、視聴者の一人ひとりの動向を緻密に把握するというREVISIOの強みをさらに強化し、広告主やマーケターがどのように新しい価値を見出すことができるかに注力する意向を示しています。
山本氏は、「ネットに接続されたテレビは、今や私たちの生活において全く新しいデバイスとして位置付けられている。REVISIOの技術を活用することで、視聴動向を詳細に把握し、マーケティング活動に新たな価値を提供できると考える」と語っています。彼の知見をもとに、同社は広告業界にとっての重要なパートナーとしての役割を果たすことを目指しています。
これからのREVISIO
REVISIOは、人体認識技術を用いてテレビの視聴態勢データを取得し、BtoB向けの視聴分析サービスを行っています。家庭のテレビに設置した独自の機器は、参加者の視聴状況をリアルタイムで取得し、そのデータを利用して広告主や放送局にとって非常に価値のある情報を提供します。
今後、山本氏の知見を最大限に活かし、国内外のメディア市場において強固な影響力を持つ企業へと成長することを目指すREVISIOの取り組みに、目が離せません。これからの展開にも期待が高まります。
会社概要
REVISIO株式会社は、東京都千代田区に本社を置き、2022年にTVISION INSIGHTSから社名変更を行いました。視聴データを収集し提供するサービスは、すでに国内200社以上のクライアントに利用されています。現在、関東エリアには約2,000世帯、関西エリアには600世帯の視聴データの収集を行い、コネクテッドTVの注視データも提供中です。詳しくは、
REVISIO公式サイトをご覧ください。