鎧を着て見る夢
2025-07-24 15:20:06

箱根の美術館で野口哲哉の新作展「鎧を着て見る夢」を開催中

箱根の美術館が誇るアートイベント、注目の新作展



神奈川県の箱根にある彫刻の森美術館で、新たに開催されている「野口哲哉鎧を着て見る夢 –ARMOURED DREAMER–」。この展覧会は、2025年7月19日から2026年1月12日までと、長い期間にわたってオープンしています。展覧会のテーマは「鎧と人間」。野口哲哉が描く文明社会や人間の本質に迫る作品群が一堂に会し、来館者に新しいアート体験を提供しています。

展覧会の内容



76点に及ぶ作品は、野口の初期作品から最新作までを網羅。すべての作品が樹脂やアクリルといった現代的な素材で作られており、リアリティや多様性が凝縮されています。彼自身がアイコンとする鎧兜は、ただの武具に留まらず、時代や環境に適応した人間の姿を象徴する存在として描かれています。

「鎧を着た人間は異次元の存在ではなく、現実世界に生きている」と語る野口。その言葉通り、彼の作品には人間の柔軟性や多様性が表現され、来館者は深い思索を促されます。展覧会の一環として、野口は初日のアーティスト・トークで作品の背景や制作過程について語り、訪れた人々に直にメッセージを伝えてくれました。

複数の展示室で広がるアートの世界



本展では、野口の作品が多様な展示室に配置され、展示室を回遊しながら新しい鑑賞体験ができます。特に美術館の屋外展示スペースも組み込んでおり、自然光の中でアートを楽しむことができます。展示室ごとに異なるテーマが設定されており、例えば、浮遊感のある作品が並ぶ展示室や、ハイテクを活用した新作が予定されています。

新作映像作品の発表



10月には、デジタル技術を利用した新作が展示される予定です。この新作は、野口がこれまでに培ったリアリズムの視点をデジタルアートに落とし込み、古い景色を再現・補完する新たな試みになります。これにより、彼のアートはさらに進化し、来館者に新たな感動を提供することでしょう。

自然豊かな美術館の魅力



彫刻の森美術館は1969年の開館以来、四季折々の自然を活かした野外美術館として、多くの来館者に愛されています。美術館内には120点以上の名作が常設展示されるほか、ピカソ館などの室内展示、さらには子供向けの体験型アート作品や天然温泉の足湯も併設され、おしゃれで心温まる時間を過ごせます。

美術館は年中無休で、開館時間は9時から17時まで。入館料は大人2000円、学生や子供向けの特別料金も設定されているため、誰でも訪れやすい環境にあります。

結論



「野口哲哉鎧を着て見る夢 –ARMOURED DREAMER–」展は、ただのアート鑑賞を超えた、観る者に思考を促す知的な体験を提供します。ぜひこの機会に訪れ、自然とアートの融合した素晴らしい空間を体感してください。


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会社情報

会社名
公益財団法人彫刻の森芸術文化財団
住所
神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121
電話番号
0460-82-1161

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