KLabとNetEaseの提携「AirLab」の日本販売開始
KLab株式会社は、NetEase, Inc.との協力を経て、リモートで多様な端末を集中管理できるデバイスファーム「AirLab」の日本国内向け販売を開始しました。この新しいソリューションは、企業が抱えるモバイルアプリの品質管理やテストコストの解決に貢献すると期待されています。
「AirLab」の概要
「AirLab」は、NetEaseが長年にわたり社内で運用してきた成功したデバイスファームの外販化によって生まれたサービスです。この仕組みを利用することで、企業は専用のハードウェアとソフトウェアを通じて、プライベートなデバイスファームを構築し、リモートでアクセスできます。
KLabの役割と独自サポート
KLabでは、モバイルアプリの開発が拡大するにつれて品質管理に関する課題が増加している中、「AirLab」を国内で初めて導入支援をします。しかし、日本での導入はノウハウやローカライズの問題があるため、KLabはそのサポートを提供することでスムーズな展開を図ります。
導入支援内容
- - 契約サポート:契約関連のサポートを行い、中国語にも対応。
- - 設置支援:実際の設置にも協力。
伴走サービス
- - 活用ノウハウ提供:AirLabの成功的な活用法についてアドバイス。
- - 自動テスト管理:テスト管理に関わるノウハウを共有。
「AirLab」導入によるコスト削減効果
「AirLab」を利用することで、以下のようなコスト削減が見込まれています。
- - リモートで大量の端末を同時に操作可能になり、テスト時間の大幅短縮。
- - 定期的に繰り返すテスト(リグレッションテストやエージングテスト)の自動化。
- - テストスクリプトの自動生成。
- - 端末をリモート管理し、多拠点での共有が可能に。これにより、事故リスクの軽減も図れます。
KLabによると、同社が開発したAIテスト「ゴリラテスト」を併用することで、さらにコスト効率の良いテストが実施可能。これにより、従来の手動テストの10~20%のコストで同等のテストを行うことが実現します。
今後の展望
KLabは今後もNetEaseとの連携を深めながら、最新の技術とサービスを日本市場に提供し、ユーザーからのフィードバックをもとに更なるサービスの向上を目指します。
問い合わせ先
「AirLab」についてのお問い合わせは、
[email protected]までご連絡ください。
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