「第26回スズキ・メソードチェロ全国大会」の開催について
公益社団法人才能教育研究会は、2025年4月6日(日)に東京都文京区の文京シビックホールで「チェロ科創設70周年記念第26回スズキ・メソードチェロ全国大会」を開催します。この大会は、スズキ・メソードが掲げる音楽教育の理念を次世代に伝える重要な機会であり、特に高円宮妃殿下がご臨席される予定です。
70年の歴史を振り返る
スズキ・メソードは、1954年に佐藤良雄と鈴木鎮一によってチェロ科が創設されて以来、多くの子どもたちがチェロを学び、その成長を支えてきました。特に1961年には、チェロの巨匠パブロ・カザルスが来日し、400名のスズキ・メソード生徒が演奏を披露。カザルスが「おそらく世界は音楽によって救われるでしょう」と述べたことで、音楽が持つ教育的および平和的な価値が改めて認識されました。
本大会は、この歴史的な出来事を受け継ぎ、スズキ・メソードとカザルスの理念を称賛する場となります。これにより、音楽が持つ力を再確認し、参加者たちにその重要性を伝えることを目的としています。
イベント詳細
大会は、以下のような概要で行われます。
- - 日時: 2025年4月6日(日)13:30開演(13:00開場)
- - 会場: 文京シビックホール 大ホール(東京都文京区春日1-16-21)
- - 主催: 公益社団法人才能教育研究会
- - 大会実行委員長: 藍川政隆(公益社団法人才能教育研究会チェロ科指導者)
プログラムの内容
大会では、以下のプログラムが予定されています。
- - 記念演奏: 山本康裕(東京音楽大学教授、日本チェロ協会理事)
- - サイン会およびお話し: 堤剛(日本チェロ協会会長)と山本康裕によるトークセッション
- - 演奏会: スズキ・メソードのチェロ科・ヴァイオリン科生徒や卒業生(プロ・アマ)による合同演奏、総出演約300名の演奏
スズキ・メソードの理念
才能教育研究会は、鈴木鎮一によって1946年に設立され、「どの子も育つ 育て方ひとつ」という理念のもと、ヴァイオリンやチェロ、フルート、ピアノの教育を行っています。受講者は世界74カ国・地域に広がり、約40万人に上ります。この団体は、2012年に公益社団法人に移行し、さまざまな国際的な活動を展開しています。
取材に関するお知らせ
本大会の取材を希望されるメディア関係者に向けて、以下の詳細をお知らせします。
- - 取材時間・場所: 4月6日(日)文京シビックホール大ホール
- - 注意事項: 登録時の腕章返却を含む、諸注意事項については主催者の指示に従ってください。
取材を希望される方は、必ず事前に公益社団法人才能教育研究会東京事務所に連絡してください。
お問い合わせ先
公益社団法人才能教育研究会 東京事務所
〒108-0075 東京都港区港南1-9-36アレア品川ビル13階
Email:
[email protected]
Tel: 03-3295-0270
担当:高木