一般財団法人KIBOWが国内初のR3 Coalition加盟を果たす

一般財団法人KIBOW(東京都千代田区、代表理事:堀義人)が、新型コロナウイルス対策として、世界的インパクト投資家ネットワークであるR3 Coalitionに国内で初めて加盟したことが発表されました。この加盟により、KIBOWは「R3投資」を通じて、新型コロナウイルス対策に関する投資手法や分野の知見を深め、国内での投資活動を加速する方針です。

R3 Coalitionは、世界各国のインパクト投資家が加盟するネットワークで、GIIN(Global Impact Investing Network)が主催しています。R3は「Response, Recovery, and Resilience」の3つの要素を指し、緊急対策、復興、レジリエンス強化を目的として情報交換や共同投資を行っています。KIBOWの加盟により、日本国内でもこのグローバルなイニシアティブに参加が可能になり、より迅速な対応と持続可能な社会の実現に向けた取り組みが期待されています。

KIBOWは、2020年4月から新型コロナウイルスに対抗するためのイノベーション活動を開始しており、「災い転じてイノベーション」という理念のもと、起業家を支援するオンラインイベント「KIBOW Counter-COVID オンライン・ピッチ(通称:キボテン)」を5回開催してきました。このイベントでは、起業家たちが新型コロナウイルスによる社会・経済的な影響を克服するためのアイデアを発表し、資金提供者や支援者との出会いの場を創出しています。

さらに、KIBOWは外部のプロボノチームと協力して、新型コロナウイルスに対するイノベーションの機会や成功事例をまとめたリサーチ・レポートを作成し、教育や雇用、孤独に関するイノベーションについて、GLOBIS知見録の公式noteで公開しています。これにより、広く社会に情報を発信し、より多くの人々にインパクト投資の重要性を伝えています。

KIBOWは、今後R3 Coalitionから得た知見を活用し、社会のインクルーシブ性を高め、優しさと明るさが溢れるコミュニティを形成するために、引き続き新しいイノベーションの促進に取り組んでいく計画です。R3 Coalitionに加盟したことで、より一層の国際的な連携が可能となり、国内外での新型コロナウイルス克服に向けた活動が加速することが期待されています。

約1400名以上の協力者から集めた約1億円の寄付を通じて、KIBOWは被災地のNPOや地域リーダーに支援を行ってきました。また、社会的インパクト投資を通じて、社会を変える志を持った起業家に投資し、事業規模の拡大を支援しています。これらの活動を通じて、KIBOWは社会的な課題の解決に向けた力強い取り組みを続けています。

KIBOW Counter-COVID オンライン・ピッチ「キボテン」
次回の開催日は8月24日(月)です。このイベントを通じて新たなアイデアやビジネスチャンスが生まれることを期待しましょう。また、リサーチ・レポートは以下のリンクからもアクセスできます。

今後ともKIBOWの取り組みから目が離せません。

会社情報

会社名
一般財団法人KIBOW
住所
東京都千代田区二番町5-1 住友不動産麹町ビル
電話番号

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