AI駆動開発の新たな可能性を探る『AI駆動開発Conference Autumn』開催

AI駆動開発の新たな可能性を探る

2025年10月30日、31日の2日間、日本マイクロソフト品川オフィスで『AI駆動開発Conference Autumn』が開催されます。本カンファレンスは生成AIや大規模言語モデル（LLM）を活用したアプリケーションとシステム開発に焦点を当てた国内最大級のイベントです。株式会社シンカがこのイベントに協賛し、出展することが発表され、業界関係者から注目が集まっています。

AI駆動開発とは？

AI駆動開発という新たな開発スタイルは、従来のソフトウェア開発手法を変革するものです。プロダクト企画からリリースまでの全フェーズにおいて、生成AIやLLMを主導的に活用します。この手法により、開発のスピードが向上し、品質が統一され、リリースタイムも大幅に短縮されるのです。

2024年3月には、ソフトウェア設計やコーディング、テスト、リリースを一貫して自動化するソリューションが発表予定であり、AI駆動開発はますます進化を遂げています。カンファレンスでは、AI駆動要件定義やテストなど、アプリケーション・システム開発の全貌について深い議論が展開されます。

カンファレンスの注目セッション

このカンファレンスの目玉として、Anthropic Japan合同会社の代表執行役社長、東條英俊氏やWindsurf社のCEO、Jeff Wang氏による基調講演が予定されています。さらに、株式会社MonotaROやメルカリ、ランスティアなどによるAI・AI駆動開発への取り組みについての特別講演も行われる予定です。

参加方法と会場

カンファレンスは、東京都港区の日本マイクロソフト品川オフィス、セミナールームABCDで開催されます。参加は無料ですが、事前の申込が必要です。（詳細はこちら）

シンカのビジョンと『カイクラ』

シンカは、コミュニケーションプラットフォーム『カイクラ』を通じて、企業と顧客の「つながり」を支援しています。『カイクラ』には、通話の録音機能や内容分析機能が搭載されており、現場のニーズに応える最新のAI技術が集結しています。今回のカンファレンスにおけるシンカの出展は、業界全体でのAI活用促進と技術革新のための重要なステップと位置づけられています。

シンカの代表取締役社長、江尻高宏氏は、「本イベントを通じて、AI技術の具体的な応用例や開発プロセスの効率化を直接参加者に伝えたい」と述べています。彼の言葉からは、シンカが持つAI技術への期待と、今後の展望が伺えます。

コメントと展望

AI駆動開発カンファレンス実行委員長の荒井康宏氏は、「参加企業によるAI機能の実践的な示例は、今後の開発手法の普及に大きな影響をもたらす」との見解を示しています。また、シンカの取締役CTO、笹田氏も「AI技術は開発プロセスの根本を変えつつあり、春のカンファレンスから得た知見を基に、さらに深い議論を展開したい」と語っています。