日本みどりのゆび舞台芸術賞のご案内
演劇は感動を提供し、人生を豊かにする重要な芸術文化です。しかし、日本の演劇界は十分な支援を受けられていないのが現状です。特に、新型コロナウイルスの影響で多くの公演が中止され、劇団は窮地に立たされています。そこで、演劇界を支援するために設立されたのが「日本みどりのゆび舞台芸術賞」です。
この賞は、国内で優れた演劇活動を行っている劇団を対象とし、彼らの知名度の向上や財政的な支援を目的としています。演劇を愛する人々の熱い気持ちが込められたこの賞が、いかに劇団の未来を切り拓くのか、詳細をご紹介します。
応募資格
「日本みどりのゆび舞台芸術賞」に応募するためには、以下の3つの条件を満たす必要があります。
1. 国内で演劇活動を行う劇団(任意団体も可)であること。
2. 過去2年以上の活動実績があること。
3. 観劇審査期間(2026年4月1日~2027年3月31日)に日本国内で演劇公演があり、基金の調査員2名が観劇可能であること。
この賞は、演劇公演を通じて多くの人々にその魅力を伝える劇団を支援します。特筆すべき点は、従来の舞踏や音楽を中心とした企画は対象から外されているため、純粋な演劇に特化した活動が評価されます。
賞の種類
「日本みどりのゆび舞台芸術賞」では、次の4つの賞が設けられています。
- - 大賞 (1本) には副賞250万円
- - HOPE賞 (1本) には副賞100万円
- - 優秀賞 (最大2本) には同じく副賞100万円
- - 選考委員賞 (最大5本) には副賞20万円
受賞した劇団は、財団が主催する授賞式に出席し、表彰と賞金の授与を受けることができます。これは、彼らのさらなる活動の励みとなることでしょう。
スケジュールと応募方法
募集スケジュール
- - 公募開始: 2025年12月26日(金)
- - 公募締切: 2026年1月31日(土)23:59
- - 一次選考結果通知: 2026年3月中予定
- - 観劇審査: 2026年4月1日~2027年3月31日
- - 二次選考結果通知: 2027年6月(予定)
- - 授賞式: 2027年7月頃(予定)
応募方法
応募は、募集要項をよく読み、必要書類を準備した上で、助成電子申請システム「Graain」を通じて行います。なお、郵送やメール添付での書類提出は受け付けていませんので注意が必要です。
日本フィランソロピック財団について
公益財団法人 日本フィランソロピック財団は、2020年に設立され、社会貢献活動を支援するための財団です。寄附を募り、その資金を基に助成活動や奨学金の提供などを行っています。一人一人の「おもい」を「意義ある寄附」ととして大切に育み、未来に向けた投資として、より豊かな社会を創造することを目指しています。
詳細は財団のウェブサイト(
こちら)を訪れてください。
お問い合わせ
本賞についてのお問い合わせは、専用メールアドレスまでご連絡ください。
Eメールアドレス: midorinoyubi_gekidan(アットマーク)np-foundation.or.jp((アットマーク)は@に変更してください)
ぜひ、あなたの劇団も「日本みどりのゆび舞台芸術賞」に応募し、新たなステージを目指しましょう!