アプリストアの混雑、75%が行方不明
2015年3月12日、アプリ分析企業のadjustが発表した調査結果が、アプリストアの現状を浮き彫りにしています。日本語アプリの数は2014年1月から年末までに55%増えたにもかかわらず、実際にユーザーの目に留まるアプリはわずか23%未満に過ぎません。この現象は、アプリ業界全体にとって危機的な状況を示しています。
増加するゾンビアプリ
調査によると、日本語アプリのうち75%以上が「ゾンビアプリ」と呼ばれる状態にあり、つまりほとんどダウンロードされていない状態です。2014年1月には66.7%だったゾンビアプリの割合が、年末には77.1%に達しました。これは、アプリストアの混雑ぶりと競争が非常に激しいことを物語っています。
日本市場における競争の激化
adjustのCEO、クリスチャン・ヘンシェル氏は「アプリ市場が急速に拡大している一方で、新規アプリがユーザーの関心を引く難易度が増している」と指摘しています。将来的には、アプリの9割がユーザーの目に触れることがないかもしれないとの予測も示されています。これからのアプリは、既存の強力なアプリとの差別化を図り、いかにユーザーの心をつかむかが重要だと言えます。
不透明な未来に向けた対策
市場環境が厳しい中で、アプリ開発者には新しいプロモーション手法の導入が急務となっています。ヘンシェル氏は、2015年度には、使いやすく効果的な広告手法が注目されるとし、ユーザー体験を重視したマーケティングの重要性を強調します。これにより、良質なコンテンツを新しい形で宣伝できる可能性が開けるでしょう。
調査結果のダウンロード
adjustが公開した詳細なレポートは、グローバルおよびローカル市場の動向を網羅したものです。興味のある方は
こちらからダウンロードできます。アプリストアの厳しい環境を乗り越えるためには、開発者やマーケティング担当者が新しい視点を持つことが求められます。
adjustについて
adjustは、モバイルアプリのアトリビューションとアナリティクスをサービス内容とする企業です。広告ソースの効果を測定し、データ分析を通じてアプリマーケティング戦略の成功に寄与しています。信用性の高いデータを提供することで、実績に基づく意思決定を可能にします。
今回の調査は、多くのアプリ開発者にとって貴重な情報源となるでしょう。今後のアプリ開発やマーケティング戦略にどう生かしていくかが問われる時代が来ています。