PIXTA、AIデータライセンシング業界団体「Dataset Providers Alliance」に創設メンバーとして参画
写真・イラスト・動画・音楽素材のマーケットプレイス「PIXTA」を運営するピクスタ株式会社は、6月26日に発足したAIデータライセンシング業界のリーディングカンパニーを代表する新しい業界団体「Dataset Providers Alliance」(以下、DPA)の創設メンバーとして参画したことを発表しました。
DPAは、音楽、画像、動画、テキスト等のAI開発の学習に使用されるデータを提供する7社によって結成された業界団体です。知的財産権保有者の利益を守り、AI開発や機械学習業界の発展のために、持続可能で公平なエコシステムの構築を目指しています。
DPA設立メンバーと提供データ
DPAには、以下の7社が設立メンバーとして名を連ねています。
Rightsify | 音楽 | 2013 年に設立された米国のグローバル音楽ライセンス代理店。 |
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Global Copyright Exchange | 音楽 | Rightsifyが2023 年に立ち上げた、音楽データ提供サービス。 |
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vAIsual | 画像 | ビジュアルコンテンツを生成AI/ML領域などにライセンス提供する米国のマーケットプレイス。 |
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PIXTA | 画像・動画 | 日本最大のストック画像・動画データを保有するマーケットプレイス。AI/ML領域へのデータ提供とアノテーションも行う。 |
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Ado | 画像 | クリエイティブな仕事に携わる人々のための、保護された分散型コミュニティ プラットフォーム。 |
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Calliope Networks | テキスト・動画・画像 | 高品質の映像とテキストを集約し、生成 AI 企業にライセンス供与するデータ提供サービス。 |
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Datarade | テキスト | ドイツ拠点のマルチチャネルデータ収益化プラットフォーム |
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DPAが目指す5つの実現
DPAは、以下の5つの実現を目指して活動していきます。
1. 倫理的なデータライセンス慣行に関する業界団体基準の確立
2. AI開発における知的財産の価値を認める公正な報酬モデルの提唱
3. データのラベル付けとアノテーションのベストプラクティスを開発し、正確で倫理的なAIモデルを推進する高品質で偏りのないデートセットの確保
4. データセットプロバイダー、AI開発者、政策立案者間の対話を促進し、責任あるAIポリシーを策定
5. AIシステム内でのデータの出どころと使用の透明性を促進
AIが世界中の業界を変革する中、DPAは最前線に立ち、技術の基盤であるデータセットが責任を持って収集、ライセンス供与、利用されるよう尽力していきます。
PIXTAもこれらの主旨に賛同し、今後もクリエイターの権利を守り、世界中で最も多くの日本関連ビジュアルコンテンツを提供できるデータセットライセンス企業として、クリーンで精度の高い学習データを提供してまいります。
PIXTAの機械学習用データ提供サービス
PIXTAは、機械学習用で画像・動画データセット提供サービスを提供しています。
◉ PIXTA機械学習用データ提供サービス:https://pixta.jp/machinelearning-dataset
PIXTAについて
「PIXTA」はプロ・アマチュア問わず誰もが自ら制作した写真・イラスト・動画・音楽をインターネット上で売買できるデジタル素材のマーケットプレイスとして2006年5月にスタートしました。日本の人・文化の素材を強みに、豊富なイメージ画像・動画・音楽を取り揃え、日本を中心にクリエイティブ制作分野の人々から高い支持を受けています。
近年では、機械学習をおこなう企業や学術機関向けに教師データとしての画像・動画素材の提供や、撮影サービス、アノテーションサービスも提供しています。
PIXTA : https://pixta.jp
PIXTA機械学習用データ提供サービス:https://pixta.jp/machinelearning-dataset