JAXAベンチャー天地人、マレーシア国際水大会での講演決定

JAXAベンチャー天地人がマレーシア国際水大会に登壇

株式会社天地人は、2025年に開催される「Malaysia International Water Convention（MIWC）2025」にて展示と講演を行うことを発表しました。これにより、地球の未来に貢献する持続可能な水インフラの構築を目指す同社の取り組みが注目されています。

MIWC 2025について

「Malaysia International Water Convention（MIWC）2025」は、2025年10月14日から16日までの間、マレーシア・クアラルンプールのワールドトレードセンターで開催される大規模な国際水関連イベントです。このイベントには30カ国以上から3000人以上の業界関係者や専門家が集まり、水分野の革新や持続可能なソリューションが議論されます。イベントのテーマは「水の可能性を引き出す：新たな機会、技術、イノベーションを推進する」となっています。

天地人の出展

天地人は今回の会議において、ブースを出展し、自社の水道DXソリューション「宇宙水道局（KnoWaterleak）」を紹介します。このソリューションは、衛星データとAIを駆使して持続可能な水道事業の実現を支援するもので、特に無収水（NRW）問題が深刻な地域において大きな効果が期待されています。

講演内容と期待される影響

さらに、同社の執行役員で事業開発統括マネージャーの西山陽平氏は、MIWCのカンファレンスにおいて「衛星とAIを活用した水道インフラ管理の革新」というテーマで講演を行います。彼は「この素晴らしい機会を通じて、業界のリーダーや政策立案者たちと知見を共有し、高度な水管理の実現に向けた意見交換を期待しています」とコメントしています。

特に、マレーシアにおいては農村部での水資源管理が課題となっており、政府は「Water Sector Transformation 2040（WST2040）」を策定しています。天地人の宇宙水道局がこの問題にどのように寄与するのか、参加者たちの関心が高まっています。

参加情報とプログラム

MIWCの公式サイトでは、イベントの詳細やプログラムが案内されています。展示はブース番号C11にて行われ、カンファレンスでは2025年10月15日16:00より西山氏が登壇する予定です。

今後の水分野の発展に向け、天地人の取り組みは期待されており、イベント参加を通じたフィードバックがさらなる成長へとつながるでしょう。