ジャパネットがLINK-USに大規模出資
株式会社ジャパネットホールディングス(本社:長崎県佐世保市)が、米国シリコンバレーを拠点とするペガサス・テック・ベンチャーズが主催する「スタートアップワールドカップ2025」の日本予選で、超音波による金属接合を行うスタートアップ株式会社LINK-US(本社:神奈川県横浜市)に対して出資を決定しました。賞金5,000万円を含む総額5.5億円の資金がLINK-USに投入されることで、次世代の高周波数帯装置の研究開発が進む見込みです。
スタートアップワールドカップの概要
スタートアップワールドカップは、世界100以上の国と地域で行われるピッチコンテストで、革新的なスタートアップ企業が集い、グローバルな起業家精神を育成するイベントです。日本予選は九州、東京、東北の三か所で開催され、勝ち抜いた企業がサンフランシスコで行われる世界決勝に進む機会を得ます。
ジャパネットの出資背景
ジャパネットグループは、通信販売と地域創生事業に注力しており、「見つけて、磨いて、伝える」という理念を基に、革新的な製品を発見し発信しています。2021年からはペガサス・テック・ベンチャーズと共に投資ファンドを運営しており、今回のLINK-USへの出資は、この理念に基づくものです。
ジャパネットのCEO、髙田旭人氏は、LINK-USが持つ「熱を発生させない接合技術」が、従来の溶接方式では達成できなかった繊細な加工を可能にする画期的なソリューションであると強調。特に、省エネ性能が求められる家電や電子機器の開発において、この技術が重要であると述べました。
LINK-USの技術と未来
LINK-USの代表取締役、光行潤氏は、同社の技術が次世代の家電や電子機器の性能を飛躍的に向上させる可能性を持っていると強調しています。今回の出資をもとに、「高周波数帯による微細接合技術」の研究開発を加速させながら、急増するグローバルな需要に応えるための体制を整備する意欲を示しました。
今後の展望
ジャパネットは、LINK-USの技術が日本発の革新を世界に提供することを期待し、その挑戦を力強くサポートする方針です。今後、この次世代装置による新たな価値がどのように社会に影響を与えるのか、注目が集まっています。LINK-USは、自社の技術を通じて世界の製造インフラを支え、ものづくりの未来を切り開いていくことを目指しています。
サポート体制の構築
この大規模な出資により、LINK-USは技術開発を加速するだけでなく、製品提供やサービスサポート体制を強化し、全世界のニーズに応える方針です。電子機器の革新をもたらすこの技術により、家電市場が変革される可能性があります。
企業情報
株式会社LINK-USは、2014年に設立され、超音波複合振動接合技術による金属接合装置の開発・製造・販売を行っています。所在地は神奈川県横浜市にあり、公式ウェブサイトは
こちらです。