山梨県忍野村が「忍野八海」の保全プロジェクト始動！クラウドファンディングで寄附受付中

忍野村の美しい自然を守る「忍野八海」プロジェクト

山梨県忍野村は、伝統的な文化を継承しつつ自然環境を守るための重要なステージに立っています。このたび、ふるさと納税サイト「ふるなび」において、忍野八海の水質と景観保全を目的としたクラウドファンディングプロジェクトの寄附受付を開始しました。忍野八海は世界文化遺産「富士山」の構成資産として、その独特な美しさと自然の恵みで知られています。

忍野八海の魅力とその現状

忍野八海は、山梨県南都留郡忍野村に存在する8つの美しい湧水池からなる自然の宝庫です。この場所は国の天然記念物にも指定されており、名水百選、さらに県の新富岳百景にも選ばれています。特に、2013年に富士山信仰の対象とされることから、世界文化遺産として登録され、大勢の観光客が集まるスポットとなりました。

しかし、観光客の急増とともに新たな問題が浮上しています。訪れる人々の中には、池にコインを投げ込む行為が見受けられ、これにより水質の悪化や景観の崩壊が懸念されています。忍野村はこの状況に危機感を募らせ、忍野八海の保全に向けた取り組みを強化することを決定しました。

クラウドファンディングプロジェクトの目的

本プロジェクトでは、忍野八海の水質と景観を保全するために次のような施策が計画されています：

- コイン投入禁止の掲示: 観光客に対し、池にコインを投げ入れないよう注意喚起を行います。
- 定期的な清掃活動: 池の水質を守るために、定期的に池の清掃を実施します。
- コインの回収: ダイバーを向けてコインを回収し、きれいな水を取り戻すための活動。
- 水質調査の実施: 水質を継続的にモニタリングし、必要な対策を講じることで、環境を守ります。

忍野八海を未来に残すため、村の住民だけでなく訪れる観光客ら広く支援を訴えています。そして、このプロジェクトの寄附金はすべて、水質と景観保全に使われます。

忍野村の返礼品と特産品

山梨県忍野村では、寄附を通じて様々な地域特産品が感謝の印として用意されています。フレッシュなトウモロコシや自然を生かしたグランピング体験など、忍野村の魅力を存分に楽しめる返礼品の数々が用意されています。これにより地域経済を振興しつつ村の自然を守る活動が進められています。

返礼品情報はこちらからご確認いただけます。