新IoTセンサーサービス
2018-10-23 13:00:41

簡単設置で広範囲をカバーするLoRaWAN IoTセンサーサービスの登場

センスウェイとピクスーが新たに提供するLoRaWAN対応のIoTセンサーサービス



Webiotは、センスウェイとピクスーが協力し、11種類のセンサーを手軽に選んで設置するだけで活用可能なIoTセンサーサービスをリリースしました。この新サービスは、事前の複雑な設定や大掛かりな設備投資を必要とせず、多様なセンサーから収集したデータを即座に利用できるのが特徴です。

新たなLoRaWAN通信サービスの活用



従来、Webiotがメインで展開していたBLE通信方式に加え、今回のリリースではセンスウェイのLoRaWAN通信サービス「SenseWay Mission Connect」と連携。これにより、センスウェイのサービスエリア内ではゲートウェイを設置せずとも利用が可能になりました。また、屋内で使用する際にはLoRaWAN屋内ゲートウェイを配置することで、広範囲をカバーし、電源ケーブルが不要な場所でもセンサーを設置できるようになります。

さらに、このサービスでは、既存の11種類のセンサーを選ぶことができ、WebhookやWebAPIを通じてIFTTTなどのクラウドサービスとも容易に接続できるため、開発の手間を削減し、迅速にIoTサービスを実現できます。これにより、企業や組織はIoTの導入が一層手軽になります。

さまざまなセンサーの選択肢



新たに導入されるセンサーには、温度/湿度/気圧センサー、加速度センサー、人感センサー、ボタンセンサーなど多種多様な機能があり、利用者のニーズに応じて選べるようになっています。具体的には、以下の11種類のセンサーが提供されます。

  • - 温度/湿度/気圧センサー
  • - 加速度センサー
  • - 人感センサー
  • - ボタンセンサー
  • - CO2センサー
  • - 超音波距離センサー
  • - 照度センサー
  • - 開閉センサー
  • - 騒音センサー
  • - 赤外線放射温度センサー
  • - 着座センサー

このように、さまざまなデータ収集が可能となっており、オフィスや商業施設、学校など、中規模から大規模な施設での活用が期待されます。

目指す展開と将来のビジョン



センスウェイとピクスーは、既に1年間で1,000セット、さらに50,000デバイスの販売を目指しています。これに加え、実証実験プロジェクトやエンジニア向けのLPWA利用ハンズオンセミナーなど、多角的な取り組みを進める方針です。利用者がIoT技術を身近に感じ、運用できる環境を整えることに力を入れているのです。

センスウェイとピクスーについて



センスウェイは、長距離・低消費電力のLPWAを活用したIoTプラットフォームを提供し、ビジネス開発コンサルティングやIoT通信プラットフォームサービスを展開しています。一方、ピクスーは「Webiot」を開発・販売し、IoT専門のコンサルティングや受託開発を行う企業です。両社は、ノウハウを活かしながら、IoT市場での機会を広げていくことを目指しています。

今後、両社が掲げるビジョンに注目が集まります。使い勝手と効果を兼ね備えた新サービスが、企業のIoT導入を加速するきっかけとなることでしょう。

会社情報

会社名
センスウェイ株式会社
住所
東京都中央区日本橋人形町3-12-10 BEAKER日本橋人形町 412
電話番号
03-6231-0612

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