大阪関西国際芸術祭2025に向けた新たなステップ
2025年に開催される大阪関西国際芸術祭において、クリエイティブ・エコノミーに特化したビジネスコンテスト『StARTs UPs』のメンター陣が新しく強化されることが決定しました。この度新たに加わったのは、伊藤弘和氏、宮本裕樹氏、細野尚孝氏の三名です。これにより、コンテストの内容が一層充実し、参加者の期待も高まっています。
StARTs UPsとは
『StARTs UPs』は、文化芸術余暇産業を背景に持つ企業に焦点を当て、社会課題の解決を目指すビジネスコンテストです。参加企業は、文化・芸術およびエンタメ業界における新たなアプローチを模索し、持続可能な発展を実現するための手助けをします。このコンテストでは、最優秀賞やアートローグ賞などの各賞が用意されており、優れたアイデアやビジネスプランには更なる支援が行われる予定です。
新たに加わったメンターの紹介
伊藤 弘和氏
伊藤氏は株式会社電通でMCトランスフォーメーション室のBX業務推進1部長を務めています。彼は2001年に電通に入社し、メディアビジネスの領域でエンタメ配信や多様なコンテンツの立ち上げをリードしてきました。特に、新規事業開発においてはメディア・コンテンツ業界との共創に力を注ぎ、新しい市場を切り開く役割を担っています。
宮本 裕樹氏
宮本氏はLINEヤフー株式会社でコーポレートビジネスカンパニーの事業開発本部長を務めています。2020年にLINEに入社し、法人向けソリューションの事業企画やデータ戦略の推進に一役買っています。事業開発の分野では新規DXソリューションやコンテンツビジネスの構築に向けて活動しており、そのビジョンは今後のコンテストにおいて重要な指針となるでしょう。
細野 尚孝氏
細野氏はBIG Impact株式会社の代表取締役CEOです。経営コンサルティング会社での経験を経て、オプトで新規事業開発やグループ経営企画を担当。その後、スタートアップエコシステムをテーマにした新企業を設立しました。彼は「日本で最も影響力のあるベンチャー投資家ランキング」にも名を連ねており、革新の推進役として注目されています。
開催概要
『StARTs UPs』は、2025年7月23日(水)に大阪府大阪市北区のグランキューブ大阪で開催されます。文化・芸術・エンタメなどのクリエイティブエコノミー市場の拡大と雇用創出を目指す企業を対象としており、スタートアップ企業の参画が期待されています。応募企業から選ばれるファイナリスト8社は、厳正な審査を経て決定され、最優秀賞等の各賞が授与される予定です。
この取り組みは、文化芸術が持つ社会的な価値を再認識し、その発展に寄与する重要な機会です。大阪関西国際芸術祭は、16カ国のアーティストや国際機関との連携を強化しながら、新たな対話と発見を創出する場として機能します。これにより、アートを通じて文化やコミュニティの活性化を促進し、大阪・関西をより魅力的な地域にすることを目指しています。
今後、『StARTs UPs』を通じてどのような新しいビジネスモデルが生まれ、文化芸術がどのように機能するのか、その行方に注目です。
詳細はこちら: StARTs UPs公式サイト