プログラミングで彩る万博の夜
2023年9月28日、子どもたちがプログラミングを駆使して、万博会場のパナソニックグループパビリオン『ノモの国』を華やかに照らし出します。これは、株式会社類設計室の教育事業部『類塾プラス』に通う生徒たちが取り組んできた共同授業の集大成です。
共同授業の背景
今年4月からスタートした『光とことばの探究』というプログラムは、パナソニックホールディングス株式会社との共同で行われています。この授業では、子どもたちが自らの探究心を大切にし、創造性を発揮することを目的としています。全8回にわたる授業を経て、彼らは自分たちの作品を『ノモの国』で披露するための準備を進めてきました。
作品の内容
子どもたちが制作した照明演出は、次期開催国であるサウジアラビアを含む7カ国の物語を基にしています。アメリカ、ドイツ、中国、オーストラリア、イタリア、エジプトといった国々の特徴を取り入れ、それぞれの物語をライトアップシステムで表現します。8月には、各グループに分かれて物語の創作やプログラミングを行い、光や音を使った演出を試みました。
授業の実践
授業内では、スクラッチを活用し、IoT照明を通して光の色合いを変える練習を行いました。また、子どもたち自らのナレーションやBGMを組み合わせ、完成度を高めるための編集作業にも意欲的に取り組みました。当日は、実際の『ノモの国』パビリオンがその作品によって光り輝くさまが見られることでしょう。
イベント詳細
- - 日時: 2023年9月28日 19:00〜19:30
- - 場所: 万博会場パナソニックグループ『ノモの国』パビリオン
- - その他: それぞれの作品の照明は1分〜1分30秒程度の予定です。
このイベントは万博の終幕が近づく中で、子どもたちによる未来的な発表が実現する特別な機会です。子どもたちが緊張しながらも誇らしげに自分たちの作品を見守る姿に、今から期待が高まります。
教育の意義
『類塾プラス』は、幼少期からの学びを通じて、学力だけでなく人間力を育む教育を目指しています。創立以来、数多くの生徒を送り出し、その育成に努めています。今回の共同授業も、新しい時代の教育へと繋がる大きなステップであり、彼らの限りない可能性を引き出すための大切な機会となります。
2025年以降の新学習指導要領に対応した取り組みや、私立高校無償化といった社会の変化にも対応し、永続的な成長を目指しています。
子どもたちが創り上げたアートが、万博の素晴らしい瞬間に華を添えることを願っています。彼らの未来に繋がる一歩として、このイベントが大きなインスピレーションとなることを期待しています。