羽田空港に登場したeSIM自動販売端末
株式会社SKYが2025年3月19日から、羽田空港第2ターミナル国際線ウェルカムセンターにて、海外渡航者向けのeSIM自動販売端末「WorldWide eSIM」を設置しました。この取り組みは、国際旅行を快適にするための通信サービスとして注目を集めています。
海外旅行者のニーズに応える
成田空港や那覇空港で展開している「J WiFi & Mobile®」というブランドで、WiFiのレンタルやSIMカードの販売を行っている株式会社SKYは、2009年に設立されました。現在、成田、羽田、那覇の3つの空港にカウンターを持ち、多くの旅行者に利用されています。この新しいeSIM自動販売端末は、成田空港や東京駅などに設置された他の端末に続くもので、羽田空港はその第4の拠点となります。
この端末では、日本及び韓国用のeSIMが購入可能で、旅行者は自動販売機の操作を通じて、簡単に通信サービスを利用できるようになっています。特に従来の物理SIMカードと比較し、より多くのプランを選択できるのが大きな魅力です。
eSIM購入の流れ
eSIMの購入は、以下の手順で行われます:
1.
プラン選択:日数やデータ量から、自分に合ったプランを選びます。
2.
決済:クレジットカードや交通系IC、各種QRコード決済に対応。
3.
メールアドレス入力:eSIMのQRコードと設定手順を送信するためのアドレスを入力。
4.
QRコード印刷:顧客用のQRコードが印刷されます。
5.
利用開始:スマートフォンでQRコードをスキャンし、簡単に設定を行えば通信が可能になります。
システムは多言語に対応しており、日本語、英語、そして韓国語での案内が可能です。これにより、異なる国からの旅行者でも不安なく使用することができるでしょう。
自動販売端末の特長
- - 国際特許取得済み:eSIMアクティベーションシステムについて、国際特許を取得しており、高い技術力を誇ります。
- - 無人対応:プラン選択から決済、商品提供まで、全て無人で対応可能です。
- - 即時利用可能:フリーWiFiを探す手間がなく、約5分でeSIMを購入できるのが特長です。
- - 豊富なプラン:物理SIMよりも多様なプランを取り揃えています。
今後の展望
株式会社SKYでは、2025年3月から全国展開を目指し、端末設置場所の選定や代理店との協議を進めています。1台あたりの売上は月300万円を見込んでおり、今年中に100台の設置を計画中です。これにより、さらなる普及を目指し、海外旅行者の通信環境を一層向上させることを目指しています。
お問い合わせ
興味がある方は、以下の窓口まで問い合わせてみてください。
株式会社SKY 概要
- - 商号:株式会社SKY
- - 代表者:代表取締役金澤承(キムテクスン)
- - 本社所在地:東京都渋谷区
- - 設立年月:2009年2月
- - サイト:SKY