ハーティッチファームとウェルナスがタッグを組む理由
栃木県真岡市に本拠を置く
ハーティッチファームは、東京杉並区の
株式会社ウェルナスと協力し、ナスを通じた新たな加工品の開発に取り組んでいます。両社は、ナスに含まれる機能性成分「コリンエステル」を活かし、皆さんの食生活を豊かにする健康志向の製品を提供しようとしています。
コリンエステルの驚くべき効果
ナスは長年、「栄養の無い野菜」としての印象が強かったかもしれません。しかし、2014年に行われた研究により、ナスが持つ驚くべき健康効果が明らかになりました。特に長野県の伝統食品である漬物を使った研究で、ナスに他の野菜より多くのコリンエステルが含まれていることが発見されたのです。これにより、ナスが血圧を低下させ、リラックス効果をもたらしかつ、おいしい野菜であることが証明されました。最近では、関連する健康情報が日本テレビの番組「カズレーザーと学ぼう!」でも紹介され、大きな注目を集めています。
美味しさも兼ね備えた加工品の開発
ハーティッチファームは、ナスを使ったオリジナルブランド「ごほう美ナス」を立ち上げ、青果ナスの付加価値を探求してきました。これに加え、自社のナスを用いた加工品の開発も進めています。すでに発表された
「とろけて香る茄子麻辣」は、野菜ソムリエサミットで銀賞を受賞するなど、その味わいが高く評価されています。この製品は麻婆茄子の瓶詰で、多くの人々に受け入れられています。
今回の新たな加工品では、まだ知られていないナスのコリンエステルの健康効果に焦点を当てる予定です。ナスの栄養素を効果的に取り入れた美味しい加工品として、新たな市場を開拓しようとしています。
地域一体となった取り組み
ハーティッチファームは、「フードバレー栃木農商工ファンド」の資金を活用し、地域の企業である
株式会社ましこカンパニーと協力しています。地域全体でナスの魅力を伝える加工品の開発を目指しており、来年の夏の正式販売を予定しています。この取り組みによって、ナスの新しい価値の創造が期待されます。
企業情報
ハーティッチファーム
株式会社ウェルナス
両社の共同開発は、新たなナス加工品の誕生の兆しであり、健康でおいしい食生活の実現を目指しています。皆さんも、朝食や夕食にナスを取り入れる楽しみを感じながら、健康に対する意識を高めてみませんか?