「いい夫婦の日」調査が示すマッチングアプリ婚の新たなトレンド

いい夫婦の日に見るマッチングアプリ婚の勢い

株式会社Omiaiが「いい夫婦の日」にちなんで実施したライフスタイルに関する調査が注目されています。この調査では、マッチングアプリで結婚に至ったカップルの実態や、交際から結婚までの期間、そして幸福度について詳しく分析されています。

マッチングアプリ婚が加速する背景

2012年に日本でマッチングアプリが登場して以来、その人気は急上昇しています。最近の調査によると、結婚のきっかけとしてマッチングアプリを利用する人が増え続けており、なんと4人に1人がマッチングアプリで出会ったと答えています。このような状況を受けて、Omiaiでは実際の成婚までのスピードを測定するため、様々な出会い方に基づく調査を実施しました。

調査結果によると、職場婚の平均交際期間は2年2か月であるのに対し、マッチングアプリ婚では約1年8か月、Omiaiによる婚姻はなんと1年という短さで、職場婚と比較して圧倒的な速さを誇ります。これにより、Omiaiの利用者は結婚を見据えた出会いを求めることが多いことが判明しました。

幸せ度合いに見るマッチングアプリ婚の魅力

調査では、現在の幸せ度を自己評価する質問があり、この回答でも興味深い結果が得られました。マッチングアプリで結婚したカップルは、職場婚よりも高い幸福度を示しました。特にOmiai婚においては、なんと85.7%の人が10点（非常に幸せだ）と評価しました。この数字は職場婚の4倍にも上ります。

Omiai婚を選んだ理由としては、「普段出会わない素敵な人と結婚できた」「価値観が近い人と毎日楽しく過ごせている」といったコメントが寄せられています。このように、利用者は自分らしく充実した生活を送り、それが高い幸福感に繋がっているようです。

マッチングアプリ婚の維持と成長

Omiaiの担当者は、「コロナ禍を経て、多様な出会いの選択肢が回復する中、マッチングアプリ婚は高い成婚率を維持しています」と語ります。出会いの手段としてマッチングアプリが定着していることが一因ですが、やはり「結婚」を目的とした利用が高い成婚率を支えているのです。

職場婚と比べた際に、Omiaiでの出会いが2.2倍の早さで結婚に至る理由はここにあります。婚活マッチングアプリが社会的な課題である婚姻率や出生率の低下に対する一助として機能することが期待されます。