ブレインズテクノロジーが「Neuron ES」に新機能追加
ブレインズテクノロジー株式会社は、エンタープライズサーチ「Neuron ES」に生成AIとの連携オプションを2024年11月1日より提供開始します。この新機能は、企業活動の効率を向上させるために設計されたもので、生成AIの強力な能力を活用して情報の検索や処理を一層簡単にできるようになります。
近年、生成AIは急速に進化しており、その技術を活用することによって企業は生産性を劇的に向上させる可能性が広がっています。ブレインズテクノロジーは、2024年5月に発表した生成AIナレッジチャット「Chat EI」の提供を通じて得たユーザーからの要望に応え、「Neuron ES」に新たなAI機能を組み込むことにしました。
主な機能と利点
「Neuron ES」の生成AI連携オプションには、さまざまな機能が用意されており、従来の検索機能に加えて以下の内容をサポートします:
- - 情報抽出・要約:複数の文書の重要な情報を効果的に要約し、ユーザーのリクエストに応じた情報を迅速に提供します。
- - 原因と対応策の提示:過去のトラブル事例や社内ルールに基づき、必要な情報を抽出し、整理します。
- - 回答のカスタマイズ:利用者のアクセス権限に基づいて必要な情報だけを提供し、社内外のデータを統合した回答も行います。
- - 翻訳機能:英語や韓国語など、他言語に対する翻訳も可能です。
これにより、企業の知識を効果的に共有し、業務の効率化を図ることができるのです。
ユースケース
「Neuron ES」の生成AI連携オプションは、さまざまな業務シーンで特に有用です。以下はその一部例です:
- - 社内の問い合わせ業務をスムーズにし、答えをすぐに見つけられる環境を提供。
- - お客様のサポートセンターにおいて、迅速な回答支援を行い、ナレッジの蓄積と共有を促進。
- - 過去のトラブルに基づく原因分析を迅速に行い、対処法の策定を支援。
- - 営業や企画の質を向上させるための情報集約と整理を実施。
これらの機能により、業務のスピードと質が向上し、社員の満足度も高まるでしょう。
高い柔軟性とスピード
ブレインズテクノロジーは、すでに「Neuron ES」を導入しているお客様には、特に素早い機能提供が可能です。新オプションを採用することで、データのアップロードや新しい環境を構築する手間が省けます。
既存のファイルアクセス権を踏襲し、システム間の連携をスムーズに行うことができるため、導入を検討する企業にとっても大きなメリットとなるでしょう。
今後の展望
今回の新機能提供を皮切りに、ブレインズテクノロジーは更なる技術開発を進めていく予定です。ユーザーからのフィードバックをもとに、生成AIを活用した類義語検索やセマンティック検索、ドキュメント生成など新機能の追加を目指します。
企業活動におけるデジタル変革が進む中、ブレインズテクノロジーは、引き続き「企業活動の継続性と生産性の向上」に寄与するための製品開発に注力していきます。
セミナー案内
さらに、2024年11月7日には「DX事例13選:成果の求められるDX時代の企業内検索」というオンラインセミナーを開催予定です。このセミナーでは、今回のリリースに関する情報も発表される予定です。興味のある方は、ぜひ参加してみてください。
企業紹介
ブレインズテクノロジーは、2008年に設立され、「企業活動の継続性と生産性の劇的な向上に貢献する」をミッションに事業を展開しています。AI技術を駆使したソフトウェアサービスを提供し、多くの企業がデジタル変革を推進していくことを支援しています。