フィリップスAED受賞
2024-10-21 18:02:48

フィリップスAEDのデザインが2024年度グッドデザイン賞を受賞

フィリップスのAEDが2024年度グッドデザイン賞を受賞



株式会社フィリップス・ジャパンは、2024年度のグッドデザイン賞において、自社のAED(自動体外式除細動器)および手動式除細動器の7製品が受賞したことを発表しました。この賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催し、1957年から始まった日本で唯一のデザイン推奨制度です。この受賞は、フィリップスが製品デザインにおいて重視してきた人間工学的な観点と、緊急時における使いやすさが評価された結果です。

AEDの機能とデザインへのこだわり


フィリップスのAEDは、使用者が直感的に操作できるように設計されています。特に救命処置が求められる緊急時において、トレーニングを受けていない一般市民でも効果的な電気ショックを施せることを目指しています。これを実現するため、AEDには「SMARTアナリシス」技術が搭載されており、傷病者の心臓のリズムを自動解析した上で、必要な場合にのみ電気ショックを促します。この機能により、不要な電気ショックを避け、傷病者の状態悪化を防ぐことができます。

さらに、フィリップスのAEDは定期的にセルフテストを実行し、常に使用可能な状態であるかどうかを確認します。これにより、一般市民でも安心して管理できるよう配慮されています。

審査員の評価と過去の受賞歴


今回の受賞に際して、グッドデザイン賞の審査員からは、「小型で軽量なデザインが特徴であり、家庭での使用も考慮された製品」と高い評価を得ています。特に、耳の不自由な方にも配慮した設計や、未就学児から大人まで対応できるパットの統一設計が注目されています。

過去にもフィリップスのAEDは多数の賞を受賞しており、2003年にはGold Industrial Design Excellence Awardを受賞、2009年、2013年にはiF Design Awardも獲得しています。さらに、2018年にはConsumer Electronics Hall of Fameに殿堂入りしました。

手動式除細動器も注目の製品


フィリップスが受賞したのはAEDのみならず、手動式除細動器も含まれています。DFM100やハートスタート Intrepidなど、これらの製品は直感的で機能的なデザインが特徴で、院外でも迅速に使用できるよう工夫されています。特に、ハートスタート Intrepidは、使用時に患者のバイタルデータを受け入れ先病院に事前に送信する機能があり、迅速な受け入れ準備を可能にしています。これにより、緊急時の患者の治療がスムーズに行えることが期待されています。

企業としてのコミットメント


フィリップス・ジャパンは、ヘルステクノロジー企業として、日本の医療と健康の課題に取り組んでいます。約2,000人の従業員が約70拠点で活動し、画像診断や超音波診断、睡眠治療など広範囲なビジネスを展開。革新的技術を通じて、より良い健康と満ち足りた生活を実現することに注力しています。

今後もフィリップスは、ユーザーに寄り添った製品開発を続け、世界中でより多くの命を救うための努力を惜しまないでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社フィリップス・ジャパン
住所
東京都港区麻布台1-3-1麻布台ヒルズ森JPタワー15階
電話番号

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