空港の未来を創る
2025-07-08 13:51:43

羽田空港の未来を創造する研究開発拠点「terminal.0 HANEDA」への参画

羽田空港の未来を探る「terminal.0 HANEDA」への参画



大建工業株式会社が最近、羽田空港の研究開発拠点「terminal.0 HANEDA」に参画し、実証実験を開始しました。この拠点は、岡田社長の指導の下、異業種との連携による課題解決を目指した施設です。

参画の背景



大建工業は非住宅分野、特に公共・商業建築を重点市場に設定しています。近年、サステナブルな素材の活用や、交通インフラ施設の木質化が進められる中、同社は新たな提案先として「交通インフラ施設」に着目です。その結果、羽田空港の「terminal.0」において、エコ素材を活用した新たなソリューションを開発し、交通インフラの価値向上に貢献することを目指しています。

実証実験の概要



「terminal.0」における最初の試みは、再生可能なトイレブースの実証実験です。このトイレブースは、設置や撤去が容易であり、空港利用者に環境意識を促す場としても大いに期待されています。実験では、役立たずになった衣類から作られた繊維リサイクルボード「PANECO®」と、建築廃材由来の「インシュレーションボード」を組み合わせて、トイレブースの扉や壁、カウンターに施工します。

この取り組みは、環境サステナビリティを促進するだけでなく、利用者に廃棄物のリサイクルについて考えさせる良い機会となります。また、施工後にはボードを粉砕して再形成する過程も予定されており、サステナブルな資源循環の一環として評価されています。

未来の展望



今後は実験結果をもとに、本ボードの実用化に向け、品質や市場性の確認を進める予定です。「terminal.0 HANEDA」は、「人のこころを動かすために、空港が出来ることのすべて。」をテーマに掲げ、空港の未来像を描くための様々な研究開発に取り組んでいます。現在、34社の企業、2大学、1団体がジョインし、共に未来の羽田空港を探求しています。

大建工業の参画により、今後の空港はどのような進化を遂げるのでしょうか。これは我々が注目し続けるべきテーマです。空港の新しい形、そして持続可能性のある社会の実現に向けた挑戦が、ここ、「terminal.0 HANEDA」から始まります。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

会社情報

会社名
大建工業株式会社
住所
大阪府大阪市北区中之島3丁目2番4号中之島フェスティバルタワー・ウエスト14F
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。