地域交流を育む賃貸住宅「mu terrace」
2025年7月16日、神奈川県横浜市港北区に新たにオープンする「mu terrace」は、旧社員寮をリノベーションした地域交流型賃貸住宅です。このプロジェクトは、長年地域に根ざしてきたオーナーの「菊名をもう一度盛り上げたい」という強い想いから始まりました。
オーナーは2025年までこの地域に84年間住んできた方で、地域貢献活動「きくなみんなのひろば」を設立し、地域とのつながりを大切にしてきました。オーナーは、子どもの頃から周りの人々に見守られた経験を活かし、地域と住民の絆を再生する場を提供するために、この旧社員寮の利用を選びました。
リノベーションの特徴
「mu terrace」は、オーナーのビジョンを反映させる形でリノベーションされ、住居としての機能だけでなく、地域の人々が自然と集まる場所としてデザインされています。カフェ、多目的スタジオ、屋上広場など、地域の住民が気軽に利用できる共用スペースを整備。中でも屋上に設けられたドッグランや、キッチンカーによるフード販売は、地域内外の人々をより一層引き寄せてくれることでしょう。
交流の新たな拠点
このリノベーションプロジェクトでは単なる居住空間の再生にとどまらず、地域全体を活性化する要素も盛り込まれています。道ゆく人々や周辺住民も利用可能なカフェやイベントスペースを通じて、交流の場を生み出し、菊名のコミュニティをさらに強化していく狙いがあります。
グッドルーム株式会社は、今回のプロジェクトにおいて、オーナー様の意向を尊重し、リノベーションを手がけました。グッドルームはこれまでも、多くの賃貸住宅のリノベーションを行ってきた実績がありますが、最近では1棟ごとのリノベーションニーズも増加。無駄を省き、地域に根差す住まいの提供を目指しています。
完成前の人気
すでに、完成の1ヶ月前には半数以上の部屋が成約になるなど、多くの反響を得ています。これも、オーナー様の地域への愛情とグッドルームの提案力の賜物でしょう。グッドルームでは、入居者募集も自社運営の「goodroom」を通じて行っており、今後もこの賃貸モデルに期待が高まっています。
内覧会の開催
この新しい生活空間への関心が高まる中、内覧会も計画されています。来たる7月10日、11日に行われるこのイベントは、オーナー様の強いメッセージを感じる機会です。地域に住む人々はもちろん、メディア関係者もぜひこの機会に参加し、直接その魅力を感じてみてください。
「mu terrace」は、新しい暮らし方を示すだけでなく、地域との繋がりを再生する大きな試み。この空間が地域にとって、そして居住者にとってどのような影響を与えていくのか、今後の展開に注目です。その先には、たくさんの笑顔と人々の交流が待っていることでしょう。