新たな本人確認サービス「CrowdShip Trust」の誕生
グローシップ・パートナーズ株式会社とクラウドシップ株式会社が共同で開発した新しい本人確認サービス「CrowdShip Trust」が、2025年2月1日より提供開始されます。このサービスは、特にマイナンバーカードを利用して簡単に本人確認を行うことができ、エンドユーザーの負担を大きく軽減することを目的としています。
本人確認手続きの現状と課題
従来の本人確認手続きは、多くの手順を踏む必要があり、ユーザーが離脱する要因の一つとなっています。具体的には、身分証明書の撮影やアップロード、顔写真との照合などが求められ、手軽さが欠如していました。また、業者側にとっても、手動チェックやAIによる審査業務の負担が重く、さらにディープフェイクなどによる不正認証のリスクも増加しています。
JPKI(公的個人認証サービス)とは?
「CrowdShip Trust」はJPKIを活用しています。JPKIはマイナンバーカードに搭載されたICチップ内の電子証明書を用いて、オンライン上で安全な本人確認を実現するための仕組みです。このシステムは総務省が提供しており、信頼性が高い認証手段として採用が進んでいます。
JPKIの特長
JPKIによる本人確認には何といっても、ユーザーにとっての利便性が大きなポイントです。
1.
手続きの簡素化: ユーザーはスマートフォンにマイナンバーカードをかざすだけで本人確認が完了します。このため、エンドユーザーの離脱率が大幅に下がることが期待できます。
2.
業務の効率化: 企業側では書類や写真の照合作業が自動化され、審査に要する時間や手間が大幅に削減されます。
3.
セキュリティの強化: JPKIの認証においては暗号技術を用いた電子署名が使用されるため、偽造やなりすましのリスクが著しく低くなります。従来の運転免許証やパスポートに依存する方法とは異なり、より安全な本人確認が可能です。
「CrowdShip Trust」の特徴
この新サービスの特長は、以下の4点に集約されます。
1.
短期間での導入: デジタル庁認証アプリに対応しているため、新たなアプリ開発が不要で、迅速に導入できます。
2.
容易な組み込みのルール: APIを提供することで、企業の既存のアプリに簡単に組み込むことができ、通常2〜3週間で導入可能です。
3.
信頼性の高い安全性: 公的認証制度に基づくプラットフォームとして、法的要件を満たしているため、安心して利用できます。
4.
コストパフォーマンス: 従来の手続きと比べてコストが安価に設定されており、企業側の負担を軽減します。
具体的な活用例
「CrowdShip Trust」は多様な業種での利用が見込まれています。例えば、ネット証券の口座開設やフリマサイトでの出品者確認、保険契約者の情報更新など、各分野でスムーズな本人確認が実現するでしょう。
これらのユースケースを通じて、「CrowdShip Trust」は私たちの生活をより便利で安全なものにすることが期待されています。今後、企業やエンドユーザーにとって重要な価値を提供し続けることでしょう。
さらに詳しい情報やお問い合わせについては、
こちらをご覧ください。
会社概要
グローシップ・パートナーズ株式会社
- - 所在地: 東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ3階
- - 代表者: 松井 晴彦
- - 事業内容: 金融クラウドサービスの開発・提供、ITコンサルティング、経営コンサルティング
- - URL: growship.com
クラウドシップ株式会社
- - 所在地: 東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ3階
- - 代表者: 松井 晴彦
- - 事業内容: BPO/AMOサービスの提供、自社開発ITプラットフォームの販売・保守
- - URL: crowdship.co.jp