京都で開催する「アサーション講座」の魅力
京都市で、子どもや若者ケアラーを対象にした「アサーション講座」が2025年10月11日(土)に開催されます。この講座は、自己表現の重要性を学び、相手の意見を尊重しながらも、自分の果たすべき要求や意見を適切に伝える技術を身につけることを目的としています。特に、若い層に特化した内容であり、中学生から30歳までの参加者を促しています。
アサーションとは?
「アサーション」は、相手を傷つけることなく自己主張を行うコミュニケーション技法です。多くの若者が対人関係で悩む中、相手の話を聴いて疲れてしまほか、「自分の声が聞かれていない」と感じることも少なくありません。この講座では、参加者自身の思いや気持ちを大切にしつつ、相手の話を理解する方法を学びます。
講座の詳細情報
- - 日時: 2025年10月11日(土)14:00-15:30
- - 会場: 京都市中央青少年活動センター 和室
(住 所: 京都市中京区東洞院通六角下る御射山町262)
- - 対象者: 中学生から30歳までの子ども・若者ケアラーおよび経験者
※ 付き添いも可能ですが、報道目的の参加はお断りしています。
- - 定員: 約10名
- - 講師: 藤原典子氏(キャリアコンサルタント・公認心理師)
参加希望者は、京都市ユースサービス協会にお問い合わせいただくか、公式ウェブサイトの申込フォームから手続きを行うことができます。特に、初めてケアに関する話題に触れる方には、リラックスできる環境で自分の思いを整理できる絶好の機会です。
いろはのなかまたちとは?
「いろはのなかまたち」は、家族の世話を担う子どもや若者たちのために交流の場を提供する取り組みです。このグループは、若者が自分にとっての「居場所」を見つけ、思いを話せる機会を提供することで、精神的なケアを行っています。グループでは、参加者が自由に意見や経験を共有できるよう、アットホームな雰囲気を心掛けています。
若者たちが集まってお茶を飲み、リラックスしながら様々な体験を語り合うことで、特に日常のケアから解放される安心感を味わうことができます。この講座では、ケアに関する迷いや戸惑いを語ることで、心理的な負担を和らげる手助けをします。
京都市ユースサービス協会について
公益財団法人京都市ユースサービス協会は、若者の成長と発展を支援するために設立された組織です。主に中学生から30歳までを対象に、様々な居場所づくりや自主活動支援、相談業務に取り組んでいます。現在、京都市内には7つのセンターを運営しており、2024年度には約52万人の利用者にサービスを提供しました。
ここの活動では、生活困窮世帯への支援から、社会的養護自立支援、さらには学びの場を提供するプロジェクトまで、幅広くサポートを行っています。
このアサーション講座は、心地よいコミュニケーションの技術を身につけ、自分自身をより理解し、相手との関係を良好に保つための一歩になることでしょう。興味のある方はぜひご参加ください!