東京大学発スタートアップACCELStarsが睡眠データ活用の新指標を発表
最近、東京大学から生まれた睡眠テクノロジースタートアップ、ACCELStarsが新しい指標を自社の睡眠データ活用ソリューション「SLEEP COMPASS」シリーズに追加しました。この新たな指標は「アブセンティーズム」で、従業員が体調やメンタルの不調から出勤できない状態を評価します。これにより、企業が抱える見えにくい損失の把握が可能となり、生産性を向上させるための重要な手段となります。
アブセンティーズムが注目される理由は、様々な苦痛や健康問題が業務に与える影響に深く関わるからです。ACCELStarsの「SLEEP COMPASS」シリーズでは、アブセンティーズム指標の導入により、従業員の睡眠状態と人的資本指標を織り交ぜた多角的な分析が行える環境が整いました。これにより、企業は健康的な労働環境を作るための洞察を得ることができ、さらなる相乗効果を生み出すことが期待されます。
追加されたアブセンティーズム指標は、すでに搭載されているエンゲージメント、パフォーマンス、メンタルヘルス、プレゼンティーズム、ストレスといった各種指標と連携し、全体像を把握するための強力なツールとなります。これにより、企業は従業員の睡眠状態に基づいた改善策を積極的に講じることができます。
睡眠は多くの研究によって、エンゲージメントや生産性、メンタルヘルスに影響を与える要素であることが明らかにされています。ACCELStarsでは、睡眠改善によって人的資本の向上を図り、さらには体調不良に起因する休職や退職を未然に防ぐことを目指しています。これにより、採用や教育にかかるコスト削減にも寄与するでしょう。
ACCELStarsは「睡眠」という重要なデータに着目し、人的資本経営の新たな可能性に挑戦し続けています。彼らは健康的な労働環境の実現をサポートするため、今後も独自のソリューションを開発していく考えです。
ACCELStarsのサービスは公式サイト(https://sleep-compass.com/)で情報を入手できます。
会社概要
ACCELStarsは、福岡県久留米市に本社を置く会社で、代表取締役の宮原 禎氏は、リクルートでの事業開発を経て、ヘルスデータプラットフォームのCEOを務めた実績があります。また、創業者の上田 泰己氏は東京大学で教授職を務めています。彼らの専門分野に基づいた解決策は、業界の注目を集めており、今後の展開が非常に楽しみです。
各企業が持つ課題を解決するための新たな手段としてのACCELStarsの取り組みに、引き続き注目していきましょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社ACCELStars
- 住所
- 福岡県久留米市百年公園1番1号
- 電話番号
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