PHPを延命する新サービスの登場
株式会社ウイルが、レンタルサーバーサービス「ウイルネット」において、サポートが終了したPHPを安全に使い続けられるようにする「TuxCare Extended Lifecycle Support for PHP」、略して「TuxCare ELS PHP」を開始しました。この新サービスは、サポートが終了したPHPのバージョンを安全に延命することを目的としています。
サポート終了PHPの現状
PHPは、Web開発の基盤として数多くのシステムで使用されているプログラミング言語ですが、公式のサポートが終了することで、新たに脆弱性が発生しても修正されないという重大な問題を抱えています。PHPのメジャーバージョンアップは、互換性の問題を引き起こすことが一般的であり、システムの改修に伴うコストや手間から、どうしてもサポートの終了したPHPを使い続ける必要がある企業や団体も少なくありません。
TuxCare ELS PHPの特徴
「TuxCare ELS PHP」は、サポートが終了したPHPバージョンに対して、
脆弱性の修正のみを継続的に提供します。これにより、PHPの最新機能や仕様変更は含まれないため、既存のアプリケーションをそのまま使い続けることができ、動作互換性を維持したままセキュリティリスクを低減できます。
また、このサービスは、WebPros社のサーバ管理コントロールパネル「Plesk」の拡張機能を利用して提供されています。Pleskを活用することで、複数のPHPバージョンから数クリックで簡単に切り替えることができ、特別な設定作業も不要です。これにより、迅速で簡単な導入が可能となります。
簡単な導入手順
新サービスの導入は非常にシンプルです。操作はプルダウンメニューからの選択のみで、瞬時にサポート終了版のPHPを使用する状態に切り替えられます。長年の実績を持つウイルたちの提供するこのサービスにより、運用の安全性が大きく向上することでしょう。
対応状況と利用方法
「TuxCare ELS PHP」は、2026年1月26日現在で、PHPバージョン5.6から8.1までの多くに対応しています。また、サポート終了版のPHPを使用している方に向けて、無償での利用が可能です。さらに、VPSおよびベアメタルサーバー環境でも、有償オプションとしてサービスを提供しています。
詳細については、
こちらからご覧ください。
今後の展望
株式会社ウイルは、レガシー環境における運用の現実を理解し、無理なく安全にサーバー環境を利用できるよう、今後も継続的にサービスを進化させていく考えです。これにより、PHP環境の安全性を確保しつつ、より多くのユーザーに安心して使い続けてもらえるサーバー運用を実現していくことでしょう。
会社情報
会社名:株式会社ウイル
代表者:代表取締役 福原 直人
事業内容:レンタルサーバーサービス「ウイルネット」、SSLサーバ証明書販売サービス「SSLセキュア」など、サーバー関連サービスを幅広く提供しています。