大人の自習室「勉強カフェ-新宿エリア-」の調査結果
株式会社ベースポイントが運営する「勉強カフェ-新宿エリア-」では、社会人の学習に対する意識や実態を把握するため、特に学習時間や学習媒体について調査を行いました。対象者は、キャリアを意識して日常的に学習を行う20〜50代の転職経験者100名です。これにより、教育環境の変化や社会人の学び方の現状が浮かび上がりました。
調査結果の概要
今回の調査により、社会人の学習への意識や目的、平均学習時間、主な学習媒体に関する特徴が明らかになりました。また、現在の学習環境に対する不満や個々の抱える悩みも多様であることがわかりました。特に興味深かったのは、年収や転職回数による学習時間の違いが見られなかった点です。
ポイント1: 学習時間の傾向
(1) 学習する時間は主に「夜」
調査では、71%の方が学習時間として「夜」を選択。その後は「朝」が28%、そして「昼」が26%という結果になりました。このデータから、社会人の多くが仕事後に学習する傾向が伺えます。最近の朝活ブームにもかかわらず、学習のための時間を夜に確保していることが示唆されます。
ポイント2: 隙間時間の活用
(2) 8割が隙間時間を有効に活用
「勉強時間を確保するためにしていること」を尋ねた結果、全体の8割が「隙間時間の活用」と回答しました。具体的には、通勤時の移動時間、昼休み、趣味の時間を削って学習する人が多いことが確認されました。特に、電車などの移動時間を活かしている方が多かったです。
ポイント3: 学習に対する後悔
(3) 学習に関する後悔を感じる人は78名
「今まで勉強していれば」と後悔したことがあるかを問うたところ、78人が「ある」と答えています。具体的には、キャリアやコミュニケーションに対し不安を抱える声が目立ちました。学習習慣が身についている人も多く、知識を得たことを喜ぶ声もありました。
ポイント4: 学習媒体の選択
(4) 圧倒的に書籍が人気
調査では、79名が主な学習媒体に「書籍(紙媒体)」を挙げました。他の学習形式も利用されていますが、圧倒的に書籍が好まれている状況が浮かび上がりました。この情報は年代を問わず同様でした。
総合的な考察
全体を通じて、年収や転職回数によって学習時間が変動することはなく、さまざまな場所で学びやすくなる努力が求められていることがわかりました。
勉強カフェ新宿エリアでは、このような社会人のニーズを踏まえ、最大23時まで利用可能な環境を整備し、皆様の学習をサポートしています。
調査概要
- - 調査方法: インターネット調査
- - 調査期間: 2022年9月1日~30日
- - 有効回答者数: 100人
- - 属性: 20代13%、30代37%、40代39%、50代11%
この成果を基に、より良い学習環境を提案し続けます。