徳島駅前に新たに登場するスイーツの拠点
2025年7月、スイーツ業界に新たな風を吹き込む株式会社マークファインが、徳島駅前にある長年愛されてきたスイーツ売場を譲り受け、8月からの運営を開始します。この取り組みは、自社ブランドの成長を促進するとともに、地方発ブランドの価値を“売れる構造”によって引き出すための重要なステップと位置づけられています。
マークファインのビジョン
マークファインは、兵庫県南あわじ市に本社を置き、全国的なネットワークを活かして地域ブランドの可能性を引き上げることを目指しています。主にECモールの運営支援や、商品販売のコンサルティングを行い、多くの企業が持つ「商品は魅力的だが、売り方が一貫していない」といった課題に対処してきました。
特にスイーツ分野において、地域の魅力的な商品を全国へと展開することに注力しています。この新たなスイーツ売場は、地域で愛される商品を取り扱う場として、実績を持つ拠点であり、その運営を引き継ぐことで、さらに大きな価値を創出することを目指しています。
新たなスイーツ売場の特徴
受け継がれたスイーツ売場では、自社ブランド商品のほか、魅力的な地方発スイーツの試験販売も行う予定です。店舗運営では、単に商品を並べるのではなく、誰に、どのような文脈で届けるかを重視し、観光土産やギフト需要、法人向けなど多角的な販売戦略を推進していきます。
また、ECとリアル店舗の垣根を越えた展開を実現し、地方に根ざした商品が“選ばれるブランド”として再定義される世界観を目指します。こうした取り組みにより、地域の魅力を引き出しながら、自社ブランドの販路強化も図ります。
未来に向けた取り組み
地域発スイーツブランドを育てるための「売れる構造支援」の提供を拡大し、事業承継やブランドの再構築に関する相談も受け付けることになりました。マークファインの代表、久井康平は「地方には魅力的な商品が多く存在します。しかし、それらのブランドがきちんと届けられていない現状があります。私たちの使命は、そうした地域の価値ある商品を『売れる構造』を通じて整え直し、届けていくことです」と熱い思いを語っています。
お客様との連携を重視
今後もマークファインでは、地方発ブランドとの連携を強化し、スイーツに限らず、多様な物販商品の販売支援を行っていく方針です。卸や販売連携の相談、事業承継や商品開発に関するお問い合わせも随時受け付けており、地域のスイーツ文化を一緒に育てていく仲間と出会えることを楽しみにしています。
新しいスイーツ拠点として、徳島駅前に誕生するマークファインの店舗は、地域の魅力を全国へと届ける重要な役割を担っていくことでしょう。