スチュワードシップ・コード有識者会議の概要
金融庁は、令和7年2月26日(水曜日)に開催予定のスチュワードシップ・コードに関する有識者会議の詳細を発表しました。この会議は、持続可能な企業成長を促進するため、機関投資家の責任を再定義する重要な場です。会議は中央合同庁舎第7号館13階の共用第1特別会議室にて、午後4時から6時まで行われます。
会議の目的
今回の会議は主に、日本版スチュワードシップ・コードの改訂案について討議することを目的としています。スチュワードシップ・コードは、機関投資家が企業との対話を通じて、その持続的成長を支援するための指針を提供するものです。改訂案には、実質株主の透明性向上や企業との協働エンゲージメントを促進するための新たな原則が含まれています。
議題内容
会議の議事次第は以下の通りです。
1.
開会
2.
事務局からの説明
3.
討議
4.
閉会
初めに、事務局からスチュワードシップ・コードの現状と改訂案についての詳細な説明が行われ、続いて参加者による討議が展開されます。議論の結果は、株主の権利保護や企業の社会的責任を果たすための政策形成に大いに寄与することが期待されています。
参加方法と配信情報
会議の模様はYouTubeで配信される予定で、視聴者はリモートでの参加も可能です。具体的な配信URLについては、金融庁の公式サイトに掲載される予定です。
このように、スチュワードシップ・コードに関して重要な議論が行われる機会となるため、関係者や一般の視聴者にとっても注目の会議と言えます。今後の金融政策や企業の持続可能な成長に向けた取り組みに影響を与える可能性を秘めています。
関連資料
会議に先立ち、以下の資料が公開されています。
- - 資料1 日本版スチュワードシップ・コード「責任ある機関投資家」の諸原則(案)
- - 資料2 スリム化・プリンシプル化の観点からの改訂案
- - 資料3 スチュワードシップ・コードの改訂案についての概要
これらの資料は、会議の内容をより理解するための参考になります。特に、改訂案に盛り込まれる原則は、今後の企業と投資家間の対話のあり方に重要な影響を与えることでしょう。
お問い合わせ先
会議に関するお問い合わせは、金融庁の企画市場局企業開示課までご連絡ください。電話番号は03-3506-6000(代表)で、内線は3849または3659です。
以上、スチュワードシップ・コードに関する有識者会議の概要についてお伝えしました。今後の議論に注目していきたいと思います。