国土交通省が新たに設置した「官民所有のパブリックスペースの利活用・管理ワーキンググループ」及び「持続的なエリアマネジメントに必要な財源・人材ワーキンググループ」に関する会議が、令和7年(2025年)6月9日に開催されます。この会議は都市の個性を引き立て、質や価値を向上させるための重要な取り組みです。
背景
国土交通省は、ただのインフラ構築に留まらず、都市全体が持つ魅力を最大限に生かすための新しい時代のエリアマネジメントの在り方を研究しています。それに向けて、昨年11月に設置された「都市の個性の確立と質や価値の向上に関する懇談会」での中間報告を基に、具体的な対策を検討していく所存です。
会議の内容
1. 官民所有のパブリックスペースの利活用・管理ワーキンググループ
- - 日時: 令和7年6月9日(月) 13:00-15:00
- - 場所: 中央合同庁舎3号館 6階 都市局局議室(東京都千代田区霞が関2-1-3)
- - 議題: パブリックスペースの効果的な管理方法や活用法について。
このワーキンググループでは、公共空間がどのように活用されるべきかを議論し、市民がより快適に過ごせる環境作りを目指します。
2. 持続的なエリアマネジメントに必要な財源・人材ワーキンググループ
- - 日時: 令和7年6月9日(月) 16:00-18:00
- - 議題: エリアマネジメントを支えるための必要資金や人材の確保について。
このグループでは持続的な運営を可能にするための施策について深堀りを進めます。
参加方法と注意事項
これらの会議は非公開ですが、報道関係者の方々には冒頭の挨拶のみ傍聴およびカメラ撮りが許可されています。もし参加を希望される方がいれば、当日12:45までに名刺を持参の上、会場にお越しください。会議資料については、会議終了後に国土交通省のウェブサイトにて公開される予定です。
まとめ
国土交通省が進める新しい時代のエリアマネジメントに向けた取り組みは、官民の連携の中で進行しています。パブリックスペースの効果的な利用と持続可能な運営を考慮したこれらの会議が、今後の都市づくりに重要な影響を与えることが期待されています。私たち市民も、この取り組みに関心を持ち、意見を挙げていくことが求められています。