2024年11月15日、東京で特別美術品オークション「DEVOTION IN ART」が開催されます。このオークションでは、肉筆浮世絵の美人画をはじめとする多彩な作品が出品され、日本の伝統美術から現代アートまで幅広いジャンルが網羅されています。
注目の出品作
本オークションでは、横山大観の「三保之冨士山」や加山又造の「倣北宋寒林雪山」といった著名な日本画を始め、近代芸術を代表する戦後前衛美術の作品が取り揃えられています。特に、白髪一雄や山口長男といった作家の作品は、時代を超えて多くの人々に愛されています。さらに、ローゼンクイストやスーラージュなどの欧米作家の戦後美術までを含むラインナップは、多様な美術の世界を探求する良い機会です。
オークションの目的
「DEVOTION IN ART」というテーマには、収集への情熱や、未来のコレクターを育てる願いが込められています。オークションを通じて、参加者がアートに対する興味を深め、次世代の文化的な理解が広がることを期待しています。これからのコレクターにとって、豊かな美術の世界が広がる重要な場となることでしょう。
下見会の情報
オークションに出品される作品は、下見会中に実際に観覧することができます。下見会は、2024年11月13日から15日の間に行われ、事前の手続きなしでどなたでも作品を鑑賞できます。これにより、参加者は出品作品をじっくりと吟味することができるため、多くの皆様の参加が見込まれます。
開催概要
- - 日時:2024年11月15日(金)14:00~(13:30受付開始)
- - 会場:毎日オークション 東京本社
東京都江東区有明3丁目5-7 TOC有明ウエストタワー5F
- 2024年11月13日(水)10:00-18:00
- 2024年11月14日(木)10:00-18:00
- 2024年11月15日(金)10:00-13:00
新作工芸・茶道具オークションも開催
続く11月21日には、新作工芸・茶道具オークションも行われます。ここでは板谷波山の「纐手桃模様花生」が出品予定であり、近代陶芸の素晴らしさを存分に味わうことができるでしょう。
毎日オークションは、1973年の創業以来、美術に特化した公開型オークション事業を運営しています。美術品オークションは年間30回以上行われ、3万ロット以上の出品数を誇り、国内では最大級のオークションハウスです。公明正大な取引が保証される二次流通市場を提供することで、文化の継承にも寄与しています。私たちはアートで人々をつなぎ、豊かな社会の実現を目指しています。