オフィスの音環境を改善する木製音響調整パネル新発売

オフィス空間の音環境を劇的に改善!

大阪市北区に本社を構える大建工業株式会社が、オフィスの音環境を革新するために新しい木製音響拡散パネル『リブトーン』を2023年6月23日に発売しました。この商品は、特にオフィス空間における音環境を向上させ、同時にデザイン性もアップさせることを目的としています。

画期的な音響調整パネルの特徴

『リブトーン』は、音を拡散する機能を持つ木製の音響調整材で、スチール製パーティションに簡単に後付けできるという利点があります。このような音響調整部材は業界初であり、使い手のニーズに応じた実用的な商品として注目されています。また、同日には吸音機能を有する『オフトーンマグネットパネルN』の新しい形状や色柄も追加で販売され、オフィス空間の音環境改善についてのアプローチが一層多様化しました。

背景と開発の経緯

最近では、リモートワークとオンライン会議の普及に伴い、オフィスの音問題が深刻化しています。反響音や音漏れが特に会議室や応接室での大きな課題となっており、これに対応すべく、2016年には吸音パネル『オフトーンマグネットパネル』を発売し、好評を博しました。年々増加するオフィスでの音環境の改善の需要を受けて、今回の『リブトーン』の開発が実現したのです。

音環境の重要性

新製品の発売は、従業員の満足度や生産性の向上を図るだけでなく、企業のブランドイメージの向上にも寄与します。昨今では、内装に木材を用いる「内装木質化」が注目され、心理的ストレスの低減にもつながることが期待されています。『リブトーン』は国産杉を用いた製品であり、和の要素も取り入れることで aesthetical（美的）な空間を演出できます。

実証済みの効果

大建工業が行った実証実験では、『リブトーン』が音環境と見た目の印象改善に効果があることが確認されています。この製品は「ウッドデザイン賞 2023」を受賞するなど、業界からも高い評価を受けています。

使いやすさと美しさを兼ね備えた製品

『リブトーン』は、木材（角材）の間隔や角度を工夫した二段重ねパネルで、様々な方向に音を散らす拡散機能があります。スチール製のパーティションに容易に取り付けができ、簡単にオフィス空間をアレンジできる利便性も兼ね備えています。

また、併せて新たに投入された『オフトーンマグネットパネルN』の扇形と半円形デザインも、オフィスの音響環境改善を促進します。これにより、視覚的なバリエーションも増し、オフィスの雰囲気をさらに一新することができるでしょう。

このように、大建工業の新商品は音環境改善に加えて意匠性も高め、従業員が快適に過ごせるオフィス空間作りに貢献しています。音のストレスを減少させ、より良い働きやすい環境を提供することが、この新製品の最大の価値と言えるでしょう。