C-Turtle® 無償提供へ
2025-09-30 20:04:34

秋田県におけるカーボンニュートラル実現へ「C-Turtle®」提供開始

秋田県における脱炭素化支援の新たな一歩



株式会社NTT DXパートナーと株式会社NTTデータが、秋田銀行と手を組み、2025年10月1日から、温室効果ガス(GHG)排出量可視化プラットフォーム「C-Turtle®」の無償提供を開始します。これは、秋田県に拠点を持つ金融機関として初の試みであり、地域のカーボンニュートラル実現に向けた大きな一歩です。

1. 背景と取り組みの目的



近年、気候変動への対策として脱炭素社会の実現が強く求められています。特に企業にとっては、自身のGHG排出量を把握し、削減することが必要不可欠です。しかしながら、中小企業においては、この取り組みには多くの課題が存在します。そのため、金融機関の役割として、投融資先企業のGHG排出量を把握し、支援することが重要です。

秋田銀行は、2025年に策定した新中期経営計画において自然環境の維持を重要視しており、地域の環境問題解決に向けた具体的なアクションを促進しています。今回の「C-Turtle®」の導入により、地域企業の脱炭素化を支援し、持続可能な地域社会の発展を目指します。

2. 具体的な施策とその意義



「C-Turtle®」は、企業がGHG排出量を正確に可視化し、削減目標を設定するための強力なツールです。サプライヤーの排出量データを活用することにより、企業の実際の排出量を容易に把握できます。これにより、投融資先が自社の環境的な影響を理解し、持続可能性を向上させるための効果的な手段となります。

加えて、NTT DXパートナーと秋田銀行は、脱炭素化を促進するために電力ロスを削減するような技術やサービスも順次展開していく予定です。これにより、投融資先企業が直面している様々な課題への対応策を提供し、より実効的な脱炭素経営を実現します。

3. 各社の役割と今後の展望



この取り組みにおいて、秋田銀行は投融資先への脱炭素経営を促す役割を果たし、NTT DXパートナーは支援サービスを提供します。NTTデータは、「C-Turtle®」の開発を担当しています。また、今後はセミナーや勉強会を通じて、地域内での脱炭素化に関する情報共有も行っていく予定です。

この協業は、単に技術的な側面だけでなく、教育や情報提供の観点からも地域企業を支えるものです。秋田県がカーボンニュートラルを目指す中、これらの取り組みにより、持続可能な地域社会の形成が加速することが期待されます。

4. まとめ



秋田銀行とNTT DXパートナー、NTTデータの提携による「C-Turtle®」の無償提供は、地域企業の脱炭素経営を実現するための重要なステップです。この協業が地域全体に及ぼすインパクトは大きく、持続可能な未来に向けた確かな足掛かりとなるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社NTT DXパートナー
住所
東京都新宿区西新宿3-19-2NTT東日本本社ビル9F
電話番号

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