未来を担う地元の子どもたちに寄贈した工具
青木鉄工株式会社は、地域社会への貢献を目指し、私募債発行を通じて「地域応援型」の取り組みを始めました。令和7年4月3日、同社の私募債が発行され、その手数料の一部を利用して、兵庫県立相生産業高等学校に工具が寄贈されました。この寄贈は、青木鉄工と中国銀行の連名で行われ、地域の学生たちの学びをサポートする重要な役割を果たします。
SDGsに寄与する私募債
今回の私募債は、「SDGs私募債『地域応援型』」と名付けられています。これは、青木鉄工のような地域社会に貢献する企業に対して手数料の一部を地域の適切な機関へ寄贈する仕組みです。具体的には、発行企業の指定する先に対して寄付が行われ、地域の教育や福祉の向上に寄与することを目的としています。
青木鉄工は1924年に創業し、100年にわたる歴史を持つ金属製品の製造業者です。同社は造船をはじめ、さまざまな産業で「モノづくり」に情熱を注いできました。
相生産業高校への工具寄贈
寄贈された工具は、相生産業高校の学生が教育で使用するために贈られました。寄贈式には、相生産業高校の西田校長、青木鉄工の青木社長、中国銀行赤穂支店の永田支店長が出席し、目録が手渡されました。西田校長は、「技術の進歩に伴い、授業で使用する工具は日々新しくなっています。このたび寄贈いただいた工具は、生徒たちに学習の機会を広げるものであり、大切に使用させていただきます。」と感謝の意を示しました。
企業の理念と地域貢献
青木鉄工は、企業理念として「感謝・信用・信頼・信義」を掲げています。地域社会と共に成長し、幸せになれる企業づくりを目指しています。今回の寄贈は、次世代を担う子どもたちの教育支援を通じて、地域社会へのさらなる貢献を目指す一環です。
このような取り組みは、地域の未来を支える重要な要素であり、青木鉄工の姿勢は他の企業にとっても一つの模範となるでしょう。今後も青木鉄工と中国銀行は、地域への支援を積極的に推進していく意向を示しています。地域の教育機関との連携は、子どもたちの成長に大きな影響を与えることでしょう。