中古オフィス家具動向
2025-03-25 09:22:33

2025年2月の中古オフィス家具市場動向と成長傾向

2025年2月の中古オフィス家具市場動向



株式会社オフィスバスターズが発表した2025年2月度の「中古オフィス家具指数」は、現在の市場動向を知るうえで重要な指標となっています。本記事では、同社の独自調査に基づき、オフィス家具の売れ行きや価格変動、そして市場全体のトレンドを解説します。

マーケット全体の概況


1月の主要5都心地区の空室率は3.94%と、8ヶ月ぶりに上昇しました。これに伴い、賃料も113円の上昇を見せています。また、有効求人倍率は1.26倍と若干改善し、失業率は2.5%で横ばいでした。このような数値から見て取れるのは、オフィスマーケットが少しずつ活気を取り戻しつつあることです。

2月にもこのトレンドは続いており、空室率は4%を切るという状況が続いています。これは、賃料の上昇に伴い、オフィス選びに慎重さが求められるようになってきた証拠と言えそうです。

商材別の動向


中古オフィス家具の中でも特に注目すべきは、以下の商材ごとの価格変動です。

  • - チェア: 販売価格は234円の上昇となりました。昨年と比較すると540円の減少ですが、需要は安定しているようです。
  • - デスク: 昨年と比べ1,074円の大幅な増加が見られました。今年もフリーアドレスデスクが主流ですが、単体デスクの需要は依然として存在しています。
  • - 書庫: 販売価格は1,157円上昇しており、需要は引き続き高い水準を保っています。特にホワイト系の書庫が人気です。
  • - ロッカー: 売上は2,824円の増加を見せましたが、昨年に比べると需給は改善されていません。
  • - テーブル: 一方、販売価格は908円の減少を記録しています。スタックテーブルや大型テーブルの安定した需要は確認されていますが、全体的には厳しい状況にあるようです。

企業の需要動向


2月に入ると問い合わせが非常に多く寄せられています。特に年度末を迎えた多くの企業が、オフィス環境の見直しを進めているためです。毎年3月から本格的な需要時期に入りますが、今年は早期にその波が押し寄せている印象です。

また、企業のオフィスへの投資傾向も変化してきており、クオリティを重視する傾向が強まっています。安価な商品から品質の高い商品への需要のシフトが顕著で、特にOAチェアの価格が年々高騰していることがその一端を担っています。ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)の商材についても依然として高い関心が寄せられています。

調査の概要


今回の調査は、2025年2月1日から28日までの期間中に実施され、オフィスバスターズの販売データをもとに算出されています。調査対象はチェア、デスク、書庫、ロッカー、テーブルなどオフィス家具全般です。これにより、現在の市場の実態を把握し、顧客へ明確な情報を提供するための資料としています。

オフィスバスターズは、これからも市場の動向をしっかりと見守りつつ、顧客ニーズに応えたサービスを展開していく所存です。今後も注目していきたいフィールドではないでしょうか。

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【お問合せ先】
株式会社オフィスバスターズ
マーケティング委員会担当:室矢
TEL:03-6262-3155
受付時間 (平⽇) 9:00〜18:00



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会社情報

会社名
株式会社オフィスバスターズ
住所
東京都中央区日本橋室町1丁目5-3三越前福島ビル
電話番号
03-6262-3155

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