熱中症対策の新作業靴
2025-06-23 13:26:35

新技術で屋外作業の熱中症リスクを軽減する安全靴の誕生

屋外作業の安全と快適性を追求した新しい選択肢



2025年6月23日にミドリ安全株式会社から発売される『PRM230F オールハトメ遮熱』は、業界初の遮熱技術を搭載した安全靴です。この革新的な製品は、特に建設や土木などの屋外作業に対応しており、過酷な作業環境での快適性と安全性を提供します。足元からしっかりと熱中症対策を実現するために開発された技術は、これまでの安全靴とは一線を画すものです。

革新的な遮熱技術『CBL』の効果



この新製品で特筆すべきは、太陽光の近赤外線を反射する独自開発の遮熱革『CBL』を採用している点です。この革の表面は、特殊な遮熱塗料技術を応用しており、靴内部の温度を最大8℃まで低減します。また、靴の表面温度も最大13℃の低減効果が見込まれています。特に炎天下での長時間作業においては、この性能が作業者の快適性を大きく向上させることでしょう。

安全靴としての基本性能



『PRM230F オールハトメ遮熱』の基本仕様も見逃せません。この靴は、JIS規格耐滑性F2に合格しており、濡れた路面や油で滑りやすい環境でもしっかりとしたグリップ力を発揮します。また、つま先の設計を工夫することで、段差や配管によるつまずきを軽減し、転倒事故のリスクも低下させています。このように、作業靴の基本性能でも最高レベルの設計を実現しています。

快適な履き心地を追求した設計



さらに、長時間の作業に配慮した快適設計も魅力の一つです。新ワイド樹脂先芯やクッション性の高い靴底は、着地時の衝撃を吸収し、立ち仕事や歩行での疲労感を軽減します。また、サイドファスナーを取り入れることで、脱ぎ履きもスムーズに行えます。

社会的背景と必要性



近年、厚生労働省が発表した統計によると、職場での熱中症により発生した死傷者数は過去最多を記録しています。その中でも建設業は特に深刻で、熱中症の死亡者数は全業種の約40%を占めています。このような危機的状況を受けて労働安全衛生規則が改正され、2025年6月から職場での熱中症対策が義務化されます。ミドリ安全はこの社会的要請に応える形で、今回の新製品を開発しました。

期待される影響と今後



この新しい安全靴が普及することで、建設現場を含む屋外作業の安全性が向上し、熱中症のリスクが軽減されることが期待されます。現在、法人向けには2025年6月23日からの販売が開始され、個人向けの販売は2026年夏頃を予定しています。これにより、より多くの作業者が『PRM230F オールハトメ遮熱』を手にし、安全で快適な作業環境が整うことを願っています。

さいごに



『PRM230F オールハトメ遮熱』は、ミドリ安全の最新技術が結集した製品であり、働く人々のための最適な選択肢として、多くの業界で注目を集めています。詳細については、こちらからご確認できます。


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会社情報

会社名
ミドリ安全株式会社
住所
東京都渋谷区広尾5-4-3
電話番号
03-3442-8281

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