MISIAが国際女性デーにメッセージを発信
3月8日は国連によって制定された「国際女性デー」です。この日は女性の社会的、経済的、文化的、政治的な達成を称えるとともに、ジェンダーの平等を推進し、女性の権利を守るための重要な日とされています。今年もMISIAは「THE TOUR OF MISIA 2025 LOVE NEVER DIES」の公演を有明アリーナで行い、この特別な日に向けたメッセージを観客に届けました。
MISIAは昨年も国際女性デーにメッセージを送っており、今年もライヴのMCでその重要性に触れました。「今日は、女性の権利や生き方について考え、行動する日なんです」と語った彼女は、観客に「皆さんのペンライトを黄色に点灯してください」と呼びかけました。観客はその呼びかけに応じ、一斉に黄色のペンライトを点灯。会場は黄色の光で包まれ、MISIAは楽曲「Be KIND」を披露しました。
この日はまた、東京都の女性活躍支援の施策の一環として、有明アリーナの壁面も黄色にライトアップされました。
MISIAのメッセージ
MISIAがMCで述べた内容には、国際女性デーの意義が込められていました。「この日は、女性の力を発揮できる機会を作るための、より良い世界を目指す日です。私たちの周りを見渡してみると、まだまだ改善が必要なことがたくさんあります。でも、一緒に力を合わせて変えていくことができるはずです」
さらに、彼女はイタリアの「ミモザの日」の伝統についても触れました。この日には女性に黄色いミモザの花を贈る風習があります。ミモザは春先に厳しい冬を越えて可憐な花を咲かせることから、強さと優しさの象徴とされています。その花言葉には「優しさ、感謝、尊敬」という意味があり、観客に感謝の気持ちを伝える良いきっかけとなりました。
「今日、みんなが自分の力を発揮できる世界になることを願い、ペンライトを黄色に照らしてください」との彼女の言葉に、多くの賛同が寄せられました。この感動的な瞬間は、MISIAの音楽と彼女のメッセージとともに、心に深く刻まれたことでしょう。
国際女性デーについて
国際女性デーは1975年に国連によって提唱され、1977年の国連総会で正式な記念日となりました。これは、女性の社会参加を促すためのイベントや運動が世界各国で行われ、毎年テーマが設定されています。今年のテーマは「すべての女性と少女のために:権利、平等、エンパワーメントを」です。
MISIAのライヴは、音楽を通じて観客に力強いメッセージを届ける素晴らしい機会となり、彼女の影響力や社会貢献活動も再認識されたイベントとなりました。
今後のアルバムツアー情報
MISIAは現在、全国ツアー「THE TOUR OF MISIA 2025 LOVE NEVER DIES」を開催中です。今後の公演のスケジュールは以下の通りです。
- - 3月29日(土)、30日(日):福岡市民ホール
- - 4月5日(土)、6日(日):あなぶきアリーナ香川
- - 4月26日(土)、27日(日):GLION ARENA KOBE
- - 5月3日(土祝)、4日(日祝):真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
- - 5月10日(土)、11日(日):広島グリーンアリーナ
- - 5月17日(土)、18日(日):セキスイハイムスーパーアリーナ
- - 5月24日(土)、25日(日):マリンメッセ福岡A館
- - 6月6日(金)、7日(土)、8日(日):日本武道館
チケットは全席指定で13,500円(税込)で販売されています。
MISIAは、1998年にデビューして以来「Everything」や「アイノカタチ」といった数多くのヒット曲を世に送り出しており、東京オリンピックでは日本国歌「君が代」を独唱しました。社会貢献活動にも力を入れ、国内外の子どもたちへの支援を行っています。今後も彼女の活躍に期待が寄せられます。